静かでおだやかな海しか知らない私
3.11で受けた
トラウマに気づいたのは
数年前のことです。
あの日
管理職だった私は
全校児童を校庭に避難させ
行事で来校していた
近隣にお住いのボランティアの方々も
避難誘導
子どもたちを保護者に引き渡し
落ち着き始めたので
夜中に
一旦帰宅することになりました
真夜中でした。
街の明かりが消えて
星がきれいでした。
そんな悠長な気持ちでいられたのは
ほんの数十分で
「学校が避難所になるから,
すぐに出勤してください」
という
教育委員会からの電話で
呼び戻されました。
学校は
電気も水道も問題なく
でも、
食糧が全く備蓄されていなくて
丸一日
お腹を空かせていたところ
夫が両親の様子を見に行った帰りに
コンビニで見つけた
ほかほかの肉まんとあんまんを
差し入れてくれて
一緒にいた職員と
有り難くいただいたのでした。
私の心の傷は
被災した方々と比べたら
たいしたことではないかもしれません。
それでも
あの時は
泣くことすら許されず恐怖を感じても
頑張ることを
自分に強いていました。
私自身は
傷ついた私を認めてあげようと思います。
未だに傷を負っていることすら
口にだせない方もいると思います。
けれど
自分の心の傷に気づいたら
そこから
ゆっくりと
回復に向かっていくことはできます。
「このくらいのことでは・・・」
とか
「もっと悲惨な目にあった人と比べたら」
と思わずに
また
時間が経過していても
だれかに
話して心を軽くしてくださいね。
多くの犠牲になった方々に
心を寄せて
静かな1日を過ごします。











