火焔の黒龍の短歌部屋 -2ページ目
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火焔の黒龍の短歌部屋
なんとなく、思うがままに短歌など書き留めています。時折つぶやきも書くかもね?
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黒龍の短歌
初霜が
あたりを覆う
冬の朝
あぁ秋も終わりと
北風吹いて
黒龍の短歌
秋更けて
色鮮やかな
並木道
舞い散る落ち葉
北風に吹かれ
黒龍の短歌
柿の木に
一羽のカラス
とまり来る
残った柿の実
見つめて思案
黒龍の短歌
街路樹が
朝日に照りて
曼荼羅の
色鮮やかに
露と輝き
黒龍の短歌
襟を立て
冷たい朝は
息白く
秋を見送り
冬の到来
黒龍の短歌
しづれ降る
秋の夜には
雨音と
飲み干す杯
心に染みる
黒龍の短歌
あぁ秋の
彼岸ですね
オヤジ殿
参りましたよ
日暮れギリギリ
黒龍の短歌
十六夜に
虫が奏でる
セレナーデ
恋し思いに
忍び音響き
黒龍の短歌
山の端に
秋の名月
煌々と
里の薄も
夜風に揺らぎ
黒龍の短歌
夏がいき
庭の草陰
鳴く虫の
音色涼しく
月蒼き夜
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