お盆にて

お迎えに　墓に参りて　手をあわせ　蜩の声　心に響き

黒龍の短歌。

明後日は　迎え火焚いて　待ちまする　貴方の為に　酒肴そろえて

提灯の　淡い灯りに　面影を　偲びて盆の　迎え火揺れる

お久しぶりです。

スマホに変えて、取り扱いに苦労してます。しばらくの間休みます。

黒龍の短歌

春風に

揺れる桜の

眩しさに

心はずませ

並木道見て

黒龍の短歌

ちらほらと

咲き初めたる

春の日に

心はずませ

待つ桜花

黒龍の短歌

咲き初めの

桜に優しく

花時雨れ

風もさやさや

春待ちわびて

黒龍の短歌

ほんのりと

桜の蕾

ふくらみて

春の彼岸を

待つ我が心

黒龍の短歌

香り立つ

春のきざはし

紅梅の

色鮮やかに

咲きはじめたる

黒龍の短歌

凍てついた

朝の静寂（しじま）を

起きて立ち

見上げた月は

雪にかすみて

黒龍の短歌

木枯らしが

吹き抜け街は

冬模様

ジングルベルが

かすかに流れ