先月から引越し先の家で片付けしてます。
先住者の家具とか、生活用品などを整理したり、廃棄出来るものとか仕分けしています。
約3年間ぐらい無人だった家の中は、空気の入れ替えもなく、ドヨンとしていて、異界の者達が住み着いているような感じでした。

とりあえず、家に入ったら、開けれる限り窓とかドアとか、障子、襖など開け放って作業してます。
畳の間は、畳をはぐって、床板をはがし、桟木を取り替えました。
畳を外に出し湿気を乾かし、
床下も何日か、空気の通りのため、そのまま放置したり、家の全体的な空気の入れ替えをしました。
そのため、家の雰囲気がガラリと変わり、ドヨンとした感じは無くなり、異界の者達はどこかに行った感じです。
戸棚とか押し入れとかも、掃除機をかけ、拭き掃除をすると、感じが変わります。
家具の中も、引き出しとか、戸棚を開けて掃除すると、感じが変わります。
というか、何年も空気を入れ替えないと、空気が腐ってると感じました。
なるほど、空気が腐るから、ドヨンとした、空家の独特の雰囲気があるのだと思います。
家もある意味生きている。家具も生きていて、引き出しを何年も開けないと、引き出しの中の空気が腐るのか。。と感じました。
我々のご先祖さま達は、虫干しとか、衣替えとか、夏物の家具、冬物の家具とか、調度品などを、四季折々に入れ替えていたのが、納得いきます。
引越し先の家は、昔ながらの農家なので、まだ空気の入れ替えが簡単です。
今の密閉型の家で、何年も開けない家具とか、昔から取り置きしてる物とか、不要なものは捨てるべきです。
その不要な物に、邪気がこもります。
もしくは、邪念もこもります。
太陽の光と、爽やかな空気が、そのもの達をも、浄化します。
来週の末までに、片付けを終えて、土地と家の発遣などの祈祷をしてから、今の家の家具などを運び、引越しを終わらせようと思っています。
簡単に断捨離とか言ってましたが、今回は良い経験をしました。合掌