夢を見た。
自分の中で、何かが崩壊していく夢を見た。
*
夢を見た。
自分自身を殺す、そんな夢を見た。
*
「……死にたいんだけど、別にいいよね」
「俺の知ったこっちゃねぇ、別に死んでもいーよ
お前に死ぬ覚悟があるんだったらな」
絶望と死の蔓延る世界。
そこには世界を欺き、死を嘲笑う、英雄の道を蹴り飛ばした者が一人。
*
「なぁ英雄さん、お前は一体何者なんだ?」
「俺は英雄なんかじゃない、何者すらも分からない。
ただの冒険者─バカ─だ」
未知と希望の蔓延る世界。
そこには自身を欺き、希望を嘲笑う、当たり前を捻じ曲げた者が一人。
二つの世界の物語が重なり出した時。
全てが崩壊し、
全てが再構築されるであろう。
「最後の歌は、一体どちらに力を与え、どちらに苦痛を与えるのか」
「ああくそ。何も見えないこの瞳じゃ、彼らを助けられない」
「頼むぞ、お前らが最後の希望だ」
「知らない、そんなもの知らない。知ってしまってもどうせ絶望だけだ」
「この世界が箱庭? 壊れるしかない? 中身は全部玩具だ? ふざけるな!!」
歪んだ世界に目覚めた異能は、
血に塗れながらも真実へ向かう。
さぁはじまれ、最後の宴だ!
*あとがき*
プロローグからして謎。
フラグびんびん立ってる、やべえ、回収率やべぇ。
さぁここから「解放と記憶探しの新たな旅」の始まり。
どーなっていくのか、原案からどー外れていくか。
自分もよくわかりません。
だけどがんばります、ラストに向かってがんばります。
副題が「呪われた平和の物語」なんて誰が予想したことか(ぇ