こんばんは!
株式会社リビエールの河村厚志です。
いつも応援いただきありがとうございます😊
当社では現在、次世代のリーダーに対して高い目標を与えています。
成功確率は50%といったところでしょうか。
目標の設定値に対してはかなりギリギリのところを目指すように指導させます。
狙うは成功するも失敗するも50%
この様な目標を設定すると、必ず
【失敗したらどうしよう?】
という感情が芽生えてしまいます。
失敗が怖いから目標値を下げる。
これでは仮に成功しても大した自信は手に入れる事ができません!
そうです!
私が目標によって手に入れたいものは結果と
対象者が自信をつける事
なのです。
自信とは高い目標を達成する上で一番大切で必要なものだと考えているからです。
では50:50で厳しい、目標を設定し成功したら自信は大きくつける事ができますが、
失敗してしまったらどうでしょうか?
普通でしたら、反対にがっかりして自己嫌悪に陥ったり、自信を失ってしまいます。
ここがポイントなのです!
私は部下に対し常に言っている事があります。
結果より成果
という考え方です。
結果とは、良い悪いも含めて、最終状態、事実のこと。
成果とは、成し遂げた結果で、最終状態が「目指した状態」になっていること。
つまり、結果は過程がどうであろうと関係なく、運が良かろうが悪かろうが、最終の事実を指します。
一方で成果は成し遂げた結果、目指した状態なので、過程、プロセスがとても重要だと言う事です。
成功確率50%。
結果は半分は出ないわけです。
ですが、過程で努力すれは最終の事実に対して自分はここまでやったんだと成果として受け入れる事ができます。
つまり、失敗する事もあると最初から受け入れて、失敗しても自分を責めないように仕組みを作っておくことが非常に大切なのです。
私の部下である若手の女性の社員がいます。
その社員は当社のオリジナルマスクを楽天で販売し新規のお客様を○○名GETする事を目標にしていました。
昨年の10月から12月までの目標にしていたのですが、結果は半分程度しか達成する事ができませんでした。
しかし、彼女は全く自信を失う事なく仕事をし、なんと、、、
1月は昨日時点で、
楽天の売上が12月の3倍になりました!!!
もし、彼女が12月の結果に対して、自信を失っていたらこのような結果は生まれたでしょうか??
おそらくは無理だったと思います。
彼女は結果ではなく自分のやるべきことに集中し、過程で本当に努力をしました。
半年前まで縫製作業しかしたことのなかった26歳の女性が、
開発拠点に入っている会社の中でネットショップを持っていて、その売上の高い会社を探し出し、自分で名刺交換に行って、「教えてください!」と言えるまでになりました。しかも、2社です!!
成功者からアドバイスを頂いた彼女の行動の質はみるみる内に高まり、大きな成長を遂げました!
これは、毎日自分のやるべきことに集中し自信が高まった結果、起こせるようになったんだと、私は思っています!
1月にこのような結果を生み出す事ができた、彼女が今どのようになっているか、、
容易に想像できると思います。
ゆえに、、、
リーダー、指導者が部下を育成するときは、
結果ではなく成果、プロセス重視で、
「君ならできる!」と信じてあげる事、応援してあげる事、見守ってあげる事が重要なのです。
結果が出た時に得られる感情を「自己効力感」
失敗しても自分の事を嫌いにならない、大好きだと思える感情を「自己肯定感」
と言います。
今回は12月に結果を出せず目標に対しては失敗しましたが、自己肯定感を一切落とす事なく、むしろ自分のやるべき事に集中し、こつこつと日誌を書き続け、
気が付けば自信と言う名の貯金をためた彼女は
ある時、ブレイクポイントを迎え、勇気ある行動を起こせた結果、
大きな結果を生み出すことができた!
というお話でした。
みなさんも、人材育成の際は是非、参考にしてみてください。
おわり