こんにちは。
株式会社リビエール の河村厚志です。
いつも応援いただきありがとうございます。
本日はリーダー社内研修の日でした。
当社では目標に対しての予想される問題点と解決策としてその予想される問題点を【心・技・体・生活】に分けて考えます。
本題に入る前に心・技・体・生活の生活について説明をさせて下さい。
心技体はスポーツの世界でよく聞かれる言葉ですね。
しかし当社では仕事の成果を出す為には心技体に加え生活がとても重要だと捉えています。
生活の捉え方、重要性について説明をします。
1日は24時間です。
そのうち仕事と呼ばれる時間は少なくても8時間程度でしょうか。
学生であれば、勉強スポーツ。
主婦であれば子育てや家事。
サラリーマンや経営者はもちろん本業の仕事がそれにあたるわけです。
休みの日を「OFF」という表現を使いますが、当社では「OFF」という表現は使いません。
24時間が仕事と捉えているからです。
こんな事を言うと、ブラック企業だ(笑)と言われてしまいそうですが、何も24時間働けと言っているわけではありません。
私の大好きな元・阪神タイガースの金本選手は現役の時に言っていた言葉です。
「僕にとって、開幕とは、シーズンが終わった時だ」
最初どういう事がさっぱりわかりませんでしたが、
金本選手は他の選手がOFFに入るその時こそ、自分は努力してライバルとの差を埋めたり、引き離したりするんだと言っていました。
金本選手は広島時代の初期のころは体が細かったですが、阪神に移籍したころは広い甲子園でホームラン王に輝くなど、物凄い筋肉を身にまとう体になっていました。
連続フルイニング出場で世界記録を記録するなど、輝かしい成績を残されました。
もちろん金本選手もOFFはありますし、プロ野球選手にとって体は資本ですから休養も仕事です。
しかし、他の選手と違う所は休みも仕事と捉えているという所だと思います。
誘惑に負けて深酒をしたり、朝まで遊んだりは金本選手にはありません。
ゴルフやテレビ出演なども一切していませんでした。
これこそが、プロであると私は強く思いました。
もちろん、金本選手にだってストレス発散の行動や自分へのご褒美はあったはずですが、全て野球の為に行っていたのだと思います。
つまり、仕事をしていない残りの時間も全て仕事のパフォーマンスを高める為に使う事が大切だという事です。
休みも遊びも家族とのかかわりも自分へのご褒美も全て全力で行う事で、仕事にプラスの影響を与えなければなりません。
前置きが長くなりましたが、当社では仕事のパフォーマンスを高める為には【心・技・体・生活】が非常に重要だと教育しています。
その上でここからが本題となります。
仕事をする上で欠かせない目標
目標を達成する為には質の高い行動設定をしなければなりませんが、当社では行動設定の重要な考えとして、予想される問題点と解決策という視点を重視しています。
そして、本日の研修ではその、予想される問題点と解決策がテーマでした。
まず予想される問題点は心技体生活に分けて考えます。
心はモチベーションが下がったり、イライラしたり、落ち込んだりする問題があります。
技は仕事における失敗そのものです。うまくいかない事を具体的な書きます。
体は睡眠不足、風邪をひく等の体調不良があります。
生活は仕事以外の時間で起こり得る様々な問題です。
そして、予想される問題点を具体的に書き出したら、次はその問題を引き起こす原因について考えます。
ここでよく失敗するのが、原因を考えずいきなり解決策を考えてしまう事です。
正しい原因を考えず解決策をとってしまうと、証拠のない犯人を捕まえるかの如く誤認逮捕ならぬ、間違った解決策となってしまい、問題の解決に至りません。
つまり問題に対しては【原因】がとても大切だという事です。
原因の考察には深く深く考えるようにします。
聞き取りや確認等、事実を収集し、証拠集めをして真の原因を発見する事が大切です。
真の原因にたどり着かない限り、問題点の解決には至りません。
また解決策の捉え方ですが、アクションとリアクションの両面で考える必要があります。
アクションとは予防、リアクションとは反応です。
火事が起こったとして、消化に行動の焦点を当てるとリアクション、そもそも火事が起こならいようにする事に焦点を当てるとアクションになります。
両方の考えが重要なのですが、基本は予防、アクションを考えるべきです。
もしその問題が起こった場合どうする?という視点も間違ってはいません。どうしても想定の中で予防しきれない問題も存在するからです。
ですが、まずはその問題はそもそもなぜ起こってしまうのか?という視点がとても大切になります。
スポーツ選手であれば怪我した後より、怪我の予防です。
人間関係のトラブルであれば、喧嘩にならないようにする事です。
本日の研修では実際の現場での目標の予想される問題点を元に、議論を行い質の高い行動設定を行う事ができました。
機会があれば実際の問題点と原因、解決策の事例などもシェアしたいと思います。
今日はここまでとさせてください。
おわり