こんにちは。

 

株式会社リビエールの河村厚志です。

 

いつも応援頂きありがとうございます。

 

本日は当社の取り組みと実際に部下との間に起こった、会社あるあるから仕事の本質論に迫っていきたいと思います。

 

今、当社ではお客様(大手アパレルメーカー)との間で取り組んでいる、スーパークイック対応は、日本で高級ブランドのゾーンで、ここまでの短期間(月曜内示で土曜店舗着)で毎週毎週実施できている会社は当社以外ないと思います。(実際商談時にも確認しました。)

 

高級ブランドゆえに高品質でのものづくりは絶対です。

 

それと同時に通常ではありえないスピードで店舗、その先の消費者の方のニーズにこたえる為には、

 

在庫がなくなってしまう、寸前でいただいた発注を売り切れる前に店舗に届ける事が必要になります。

 

日本のどこを見渡してもここまでの短期間で高品質の商品を提供する仕組みを毎週毎週実行できる縫製工場はないと確信しています。

 

売り切れなしで適正在庫。

 

いわば量産品のものづくり、小売り流通業における理想、ゴールです。

 

ものづくりの工場ベースでみると、品質面と納期面の完成性はトレードオフ関係にあります。

 

つまりほとんどの工場が納期か品質かどちらか一方という事です。

 

だからこそ当社の行っている取り組みは特別な強みとなり、実際コロナ禍で仕事が溢れかえっているのです。

 

本題ですが、当社でその為の改革に取り組んでいるリーダーのお話です。

 

私の求める要求レベルが高く、またスピードも重視する為、失敗が多くつきまといます。

 

実際週に1回は失敗してしまい、そのリーダーからは弱音が聞かれる事があります。

 

「同じ失敗ばかりしてしまって、自分はダメだ」

 

日誌のやり取りを通じて弱音が聞こえてくる事もあります。

 

自信を失ってしまっています。

 

自己肯定感と言うのですが、失敗しても自分を肯定できる気持ちが低下してしまっています。

 

しかし私は思うのです。

 

高くて厳しい目標を持つからこそ自己肯定感の変動が激しくなるのであり、何もしないで高い自己肯定感を保っているより、一時的に失敗して自己肯定感が低下してもいいのではないかと。

 

日本で当社以外にできない事に取り組んでいるという事はそれだけ険しい道のり。

 

つまり高難度で失敗するリスク可能性があるという事です。

 

また、現場でのストレス、プレッシャーも大きくなると思います。

 

少なくとも私はそこには、仕事の本質があると思っています。

 

仕事の本質とは「未来に明るい光、夢や希望があって、その未来に向かっていく過程にあるもので、その過程では厳しく困難な事があり、その困難を乗り越える事で楽しさ、喜び、やり甲斐を感じる事」です。

 

失敗はだれにでもあります。

 

ですが、できるだけ同じ失敗を繰り返さない事。

 

困難な目標だからこそ、できたときは日誌で自信を高め、反対に失敗した時は自信を失わないよう失敗を「もしもう一度やりなおせるなら?」で振り返るのです。

 

失敗して自信を失って下を向いていても絶対に成長はしません。

 

成功者は失敗のダメージを最小限にとどめ、いわゆるスランプが少ない状態を作る事ができます。

 

言い換えると成功者でも失敗はたくさんあると言う事です。

 

新たな目標にチャレンジするという事は、

 

いわば、

 

「道なきところに道を作り目的地に向かいながら、試行錯誤する事」です。

 

道ができてしまえば、後の人は簡単に目的地に向かう事ができ、それは会社の仕組みや伝統、社風となっていきます。

 

挑戦とはどうなるかわかならい、やってみなければわからないと不確実性が高いです。だからこそ感動体験となるのです。

 

1歩づつでいい。

 

今週は先週に比べ、ここが良くなったと言えればいいです。

 

先ほどのリーダーには失敗して落ち込んでいるときにはこのように声をかけて、励ましながら日々、奮闘しています。

 

感動経営が私の信条です。

 

本日は、その信条の原点である現場でのお話でした。

 

おわり