こんばんは。

 

株式会社リビエールの河村厚志です。

 

いつも応援頂きありがとうございます。

 

2020年私は6回目標を立てました。

 

ほとんどが会社の売り上げ目標でした。

 

達成の結果は2勝4敗でした。

 

負け越してしまいました。

 

目標の達成度合いからすると決して高い数値とは言えません。

 

しかし私は目標は達成できるに越したことはないが、そもそも立てた目標が正しく設定されているのか?という事に意識を持っています。

 

楽に達成できる目標を立てて達成するより、相当頑張らないと達成できない目標を達成する方が何倍も価値があります。

 

私は目標設定をする際エベレスト理論という考えで設定する事をお勧めします。

 

エベレスト理論とは富士山を上るのに富士山を目標にするな!という理論です。

 

なんだかわけのわからない事を言っているようですが、

 

考えてください。

 

富士山を上るのに富士山を目標にするのは当たり前です。

 

しかし、エベレストに登るのを目標と捉えてしまえば富士山は通過点になります。

 

結果的にエベレストは登頂できなくても、富士山は登る事ができる可能性は高まるというわけです。

 

エベレスト理論で高い目標を設定し、日本一の富士山が通過点となれば、結果は出なくても過程、プロセスで大きく成長できるはずです。

 

一方で目標達成に失敗すると、自信を失ってしまうかもしれません。

 

私は常に、成功できる確率は低い。失敗するかもしれないと頭に入れています。

 

失敗した時では落ち込む事なく頑張った自分を褒めるようにしています。

 

また失敗した時は自分を責めずに、どうすれば目標を達成できたのかを「もしもう一度やり直せるなら?」と原因と解決策を考えるようにします。

 

このような考えがあるからこそ、失敗しても自分の事が好きで頑張るエネルギーがなくなる事はありません。

 

ちょっと頑張れば達成できる低い目標を設定して、仮に達成したとして結果は出たとしても、成長は望めるでしょうか?

 

人間的な成長は過程、プロセスにあると考え、本気で取り組まないと絶対に達成できない高くて、厳しい目標を設定する。

 

毎日毎日厳しい行動を行い、自分と戦い勝つこと。このプロセスにこそ成長があり仕事の本当の楽しさがあると思うのです。

 

 

ですので、2020年は2勝4敗と負け越しても全く自信を失う事はありませんでした。

 

むしろコロナ禍で厳しい環境でもあきらめず、逃げずにやり抜けた自分を誇りに思います。

 

当社では人材育成にこのような考えを取り入れています。

 

狙うべき目標は自分にとって厳しくて、高い目標を設定させそこに本気で取り組ませるようにします。

 

結果的に2020年の10月~12月までの目標達成できなかった、当社の社員は全く自信を失う事なく2021年に入り快進撃を見せてくれています。

 

人は過程で変わり、自分と戦い成長する。

 

そして結果は後からついてくるもの。

 

過程での行動は結果を出す為の確率をアップさせるのです。

 

おわり