こんにちは!
原田メソッド認定講師の河村厚志です!
本日は心の栄養〜ストローク〜のお話しです。
20世紀後半、急速な科学の進歩に伴い、モノが有り余るほど豊かな時代になりました。
しかしながら、その反面、失った豊かさがあると言われています。
それは”心の豊かさ”です。
バブル崩壊に伴う、大企業の倒産やリストラ
家庭崩壊、熟年離婚、幼児虐待、育児放棄...
戦後の日本、モノがなく貧しい時代にはなかった言葉や現象
人との付き合いが希薄になり、ノイローゼやストレスが世間に満ち溢れ、心の余裕を失ってきました。
やっぱり、”あたたかなふれあい”があり良い人間関係を構築していると心豊かな人生を送ることができます。
21世紀に入り、目に見えない人の心に焦点を当てた取り組みや教育がとても重要で
「心の時代」を迎えたと言えます。
原田メソッドはそんな心に焦点をあてた、目に見えない思考や感情、人間関係の質、態度教育と言った部分に注目し自立型人間を育成する教育手法です。
その学びの中で非常に大切な学びが
心の栄養~ストローク~です。
ストロークとは心理学の交流分析理論の中の非常に重要な学びです。
ストロークとは何か?
ストロークとは対人関係の基本となる”相手の存在を認めてする働きかけ”の事です。
言葉や態度、スキンシップによって相手の存在を認めて行う全ての人との関わりです。
話を聴く、話しかける、握手、笑顔、叱る、プレゼント、手をつなぐ、メールやラインの返信、SNSのいいね等
相手に対しての働きかけの全てです。
人は食事で栄養をとり体づくりをします、心はストロークで栄養をとり豊かな心づくりをします。
人は自分を認めてもらいたいものです。
極端に言えば、「自分はこの世に存在している価値がある」と確信したいと願っています。
ですから、他者から自分の存在を肯定的に認めてもらうと、とても嬉しいのです。
言い換えれば、「人はストロークを得るために生きている」と言えます。
その為、無視されたり、挨拶しても返事が返ってこなかったり、メール等の返事が返ってこないなど、ストロークをもらえないと不安な状態が続き心がざわつきます。
マザーテレサは
愛の反対は憎しみではなく無関心です。
という言葉を残しています。
ストロークとは存在承認であり存在承認とは、まず関心を持つことだと言えます。
昨年、原田先生の講義を受けていてはっとする言葉をおっしゃっていました。
”可愛いから可愛がる”のではなく
“可愛がるから可愛い”くなるのだ
頭にガーンと石を落とされた気分でした。
ストロークとはまず、相手への関心をもつ事。
次号の記事ではそのストロークの方法などについて、もう少し掘り下げて記事を書いてみたいと思います。
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つづく