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道場 六三郎(銀座ろくさん亭主人)
『致知』2016年7月号より
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料理の道一筋に歩み続けて66年。 今つくづく思うのは、
「何歳になっても、人間を磨いていくことが重要である」
ということです。
どんな職業にも上には上がいるもので、
常に謙虚さを持ち、上を目指していく。
決してもうこれでいいと思わない。
85歳を迎えてもなお、そういう気持ちで調理場に立っています。これは若い時からの習慣が身についているのでしょう。
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これまで私は数多くの料理人と接してきましたが、
その差はどこにあるのか。
私は料理の腕以上に日常のあり方に表れると思っています。
玄関で脱いだ靴を揃えるとか身の回りの掃除をきちんとするとか、
更に言えば、伸びる人は若いときの数年間に“バカ”がつくほど仕事漬けの日々を送っています。
これは間違いありません。
どこまでも上を目指し、謙虚に素直に人の言うことを聞く。 そして、どんなに辛いことがあっても、
そこが一流と二流を分けるのです。






