先週末にティムコさんから今年度の新製品であるフェンウィック・ベイトフィネスシリーズが出荷されました。

先週の土曜日の夜、徳島県旧吉野川へのNBC徳島チャプターのプリプラから帰宅した時に、待ちに待ったティムコさんからの荷物が到着していました。

早速、開梱してみると、S-TAV63CLJがやってきました。
牙狼伝説

ラウンデッドトリガーリールシート
牙狼伝説

オリジナル フィネスガイドシステム
牙狼伝説


このモデルの開発秘話ですが、実は、GWT-64CLP+Jより先にプロトとしては、存在していました。

確か、2008年春の徳島県旧吉野川のJB TOP50の本戦前に出来たのがファーストプロトです。
当時は、ベイトフィネスとしては走りでしたので、リール・ロッドともトータル・バランスは、まだまだでした。
しかし、ライトリグをキャストして、カバーをタイトに狙い、魚をリフトさせる能力は高く、ブランクとしての完成度は、高いモデルでした。

当初は、S-TAVだと価格が高すぎるので、ベイトフィネスを浸透させるには、問題がありとリリースが見送られた訳です。スペックとしては、外せないモデル(63CL)だったので、GWT-64CLP+が先にリリースされていたので、GWTシリーズにて63CLJというスペックを作り、リリースとなりました。GWT-63CLJもリリースまでに複数回、改良されています。

GWT-63CLJの開発ノウハウの蓄積とフィードバックがあり、ガイドスペック・リールシートの改良が図られ、製品化の見送りが効を奏して、製品としてより高い完成度となり、究極のS-TAVシリーズのコンセプトと相成り、リリースとなった訳です。


さて、実際の使用感ですが、S-TAV63CLとGWT-63CLの比較です。
■パワー
S-TAV63CLJ > GWT-63CLJ
魚のツッコミを止める、リフトさせる能力は、S-TAVの方が上です。魚の大きい・引きが強いフィールドでは、体感が大きくなります。

■シャープ感
S-TAV63CLJ > GWT-63CLJ
S-TAVの方が、振りの鋭さとシェイクのピッチの速さがあります。ブランクのカーブポイントがややGWTに比べて、S-TAVの方が先端よりです。GWTより素材感で固いフィーリングがあります。

■感度
S-TAV63CLJ > GWT-63CLJ
ボトム感知能力がS-TAVの方が勝っています。

■軽さ
S-TAV63CLJ ≒ GWT-63CLJ
ほぼ変わらず、付けるリールによる違いが大きくでます。でも敏感な人はS-TAVの方がシャープ感が相まって軽いと感じます。


ライトリグのロッドは、少しのフィーリングの差で、使用用途(ルアーウェイトとルアーの水の抵抗)が釣課の差となります。S-TAVの方がブランクの張りがあるので、使うルアーの種類の範囲が広がります。魚の大きい・引きが強いフィールドでは、S-TAVだと思います。しかしながら、GWTとS-TAVを併用することにて、使うルアーが細分化(ウェイト差(プラスマイナス0.5g)とサイズ(プラスマイナス0.5インチ))され、アプローチの幅が広がります。
予算があれば、S-TAV、無ければGWT。でも、2種類持てばもっと世界が広がります。