これから話す内容は出会いと助け、偶然、奇跡に僅かながらの自分の腕での釣果です。
それではスタート!
初日のメーター超えに満足はしていたけど、2日目が終わって、あと1本メーターを狙うと決めた!そのために考える。
2日目の昼の釣りで思ったのは、今はまだシーズン的にアカメの魚影は濃くはなく、自分の経験値じゃ昼のメーター超えは初日のような天候にでも恵まれないと難し過ぎると判断した。
決断は3日目の昼に身体を休め夜に賭ける!
そして3日目の昼。
温泉へ行き、夜にどう狙うか考える。2日目の昼にランガンした中で可能性のありそうなポイントをピックアップ!そして夕方までは少しでも睡眠。
そして夕マズメ・・・
先ずはアカメチャンサイズを釣ったポイントへ暗くなる前に入る。ここは川のアウトサイドにある落ち込みと落ち込みの間に小さな船が1隻だけ浮かんでいる、ランガンしなきゃ先ず気付けないピン!デカイのがいてもおかしくはない。
もしいたとしても暗くなると船下から出ていくと思っていたからマズメに入った。
ナインをヨコヨコからの船下へ潜り込ませ弱々しいヨコヨコで出してくる。いた!でもあまりやる気のない感じの推定70クラス。少しでも時間を無駄にしたくないから清く諦める。
そこから暗くなるにつれて潮が下がる。正直、潮の下がり具合を忘れていた未熟者!
行こうとしていたポイントは何処も水が少なすぎる・・・
そこから考えて出した1つの方法は何ヵ所か見つけていた水門の深み。初日にメーター超えを釣った水門と2日目にメーターあるかもサイズがチェイスしてきた水門に向かうけど無反応。
他の水深のある水門周りも無・・・
モードAにして潜らせて可能性を上げるか迷うけど、2日目に出会ったローカルの方から潜らせると数は出るけどサイズが落ちるよ。と教えて貰えたから潜らせるのは辞めよう!それに既に崩れてきたリズムが更に崩れることになる。
とりあえず川より湾の方が水深があるはずだから2日目に周った所は全て捨てて、初日に浦戸を1周した時に良く思えた場所へ行く。
水深もそれなりにありそうで、橋下の明暗部分の明るい側にシーバスが数匹見えた。この時から潮が上流へ向かって上潮になってきていた。暗い橋の下からシーバスとは反対側の明暗の間、薄暗いシェードの所に巨大な影が1つ。雰囲気からして直感でアカメと判断!
ボンヤリと見える影を観察していると泳ぎだしたから頭の向きを確認して、明るい側へキャスト。そこから弱々しくアカメの直線上に泳がせていくとアカメが突進!からのボカンッ!と水面を割って出た!
でも喰った感覚もなく何故かミスバイト。すこし待っていると戻ってはくるけど、2投目は微妙に反応をしてそうだけど喰う気配はない。時間を空けるために見切る。
ここは初めてメーター超えを掛けた場所とポイントも似ている。なら、あそこなら同じ様にアカメを見つけられるかも!急いで向かう!!
行ってみると明るい側に巨大な影が1つ!でも多分サイトでよくある幻(^_^;)
暗い側から攻めるも何もない・・・
橋の下から反対側の明暗を観察するも気配がない。待ってみるか諦めて投げてみるか迷う。暗い所に黒く浮いたゴミ?漁師の仕掛け?があるからむやみに投げずに待つことにした。
待っていると仕掛けが動き出す!てことは背びれ?ならサメ?
リップラップで膝下まで水に浸かってるから恐すぎる。
すると背びれが消えて薄暗い所にバカデカイ魚!背びれの正体はアカメやん!
まさかやけどやっぱりいた!
余裕でメーター超えてるのが分かるから緊張してきた。頭の向きを確認して、もし喰ったらランディングまでのことをしっかりと考えてキャスト!
ここでとんでもないミスキャストをやらかす。橋の下からピッチングで投げたら橋の壁に擦れてアカメの真上に落としてしまった!
ボゴンッ!と逃げる(T_T)
やってしもた!自分は暗闇でアカメには気付かれてないはずだから、とりあえず待ってみる。
5分ほど待つと戻ってきた!でもウロウロしている。アウトかな?アカメが薄暗い所から暗方向に泳いでいくから、賭けにでる。
暗闇の進行方向より向こうに投げて弱々しいモードB
ダメか・・・
と思ったその時、今までにないギュンッ!からのギュンギュンギュンギュン!
腕ごと竿を持っていかれたけど間一髪竿を握ることができた。そのまま橋脚へ向かってギュンギュン突っ込む!今までに無い強さ!!
体勢を崩されているからしゃがんでリールのドラグで耐えるのが精一杯!止まらん!!橋脚まで10メートル位の位置まで行ってそうだからしゃがんだままスプールを押さえて止めにかかる。止まれ~!と叫ぶと止まった!
この隙に体勢を整えて少しずつ寄せる。
初日の奴より重たい!重たいけど少しずつ寄ってくる。でも突然反転してまた橋脚目指してギュンギュン突っ込み出す!凄い勢いで突っ込み出すからクラッチを切ってハンドブレーキで走らせるけど、もはやブレーキの聞かない高速の車!ハンドブレーキはバスしか無理!
クラッチを戻して橋脚へいかれないように少しずつドラグを調整しながら耐える。そして竿を立てすぎないように!と言うか立てれないから限界まで曲げてジワジワと弱らせ動きを止める。かなり道具の限界値で勝負している。
でも止まって寄せてもゆっくりとしか寄せられないから、その間に体力を回復してリップラップ手前で反転して何度か橋脚へ向かってギュンギュンドラグを出していかれる。
何度も繰り返して自分の体力と息切れがもうヤバい。でもアカメも少しずつ弱ってきてる。
ここで勝負に出る!今回はあの時よりも準備はできてる!ランディングをする位置に立つ、ワイヤーリーダー、リップラップの上げる位置。水深的にもリップラップ上は泳げるから、そのままアカメを上げるのには悪くない。
ボガを準備してゆっくりと寄せてから一気にリップラップ上に上げる。でも問題が発生!ナインのリアフックが口の中、フロントは顎に掛かっているからボガでは危険すぎる・・・
そうこうしていると暴れてリップラップから出て行って更に橋脚目掛けてギュンギュンダッシュ!
顎に掛かっているからもたもたしているとフロントフックが耐えきれないかも・・・
シングルになればかなりヤバい!なんとかしないと!
でもこの時に奇跡が起きた!橋の下からゆっくりと出てくるアカメの遊漁船!ヒーローに見えた!即座に助けてくれと叫ぶ。
アカメとファイトをしているから助けて欲しいと叫ぶと近くまでアカメとの障害物にならないように回り込んで助けに来てくれた。
遊漁船まで一気にアカメを寄せてタモで掬ってもらうことに成功!!
そのままタモを渡してもらうも申し訳なさ過ぎるから急いでナインを外して、アカメのエラに慣れない手付きでロープを突っ込もうとするも震えて上手くいかない。そんな自分に御客さんも船長も時間を掛けてもいいよ!と言って見守ってくれた。
デカイよ、おめでとう!と優しく助けて下さった船長さんと御客さん、ありがとうございました。
全てバンタムMGLのハイギアにバリアル100㎜
DRTパルス#1
PE4号+ワイヤーリーダー
クラッシュ9
よくぞ耐えてくれた!でも凄い曲がり方してるね・・・
一人やと場所も悪いし、アカメもファイトでかなり傷つけてしまったので撮影は無茶をせずに逃がしてやりました。
サイズは120センチまでのメジャーしか無くて分からないのと、重さも20キロまでしか測れないので謎です(^_^;)
両方共にブッチギリでしたけどね。でもそんな想い出が残ればOKです!
残ったのはやりきった感と腕の疲れ。
最終日にドラマは起きたよ!
最初は情報なんて糞食らえ!一人でゼロからアカメを釣ってやるぜと意気込んでいたけど、終わってみれば色んな人の助けや出会いがあったからこそアカメを釣ることができました。
忙しい中でブログを見てくれていた白川さん、ピロ。アカメの存在を教えてくれてボガまでも貸してくれた怪魚ハンターの二人。PEラインの結び方を教えてくれた橋○さん。出会ってアカメのことを教えてくれたローカルアングラーの超人さん。夜の暇潰しをしてくれた謎のちっさいオッチャン。アカメを掬ってくれた遊漁船のゴールドラッシュ船長さんと御客さん。
どれか1つでも欠けていたら最終日は無かったかもしれない。
みなさんありがとうございました!!
最後!このアカメをリリースする時にトンネルの中をふと見ると、こいつよりデカイと瞬時に分かるアカメが絶対に釣り上げ不可能な所にいたという嘘のような本当の話・・・




