本日発売の「兄・宇野昌磨」を図らずも読みました。

 

「図らずも」というのは、数日前まで私はこの本の出版に

ついて、どちらかというと否定的な気持ちを持っていたから。

これ以上、昌磨君のだめだめ暴露はよしとくれ!  とね。

予約もしませんでした。

 

 気持ちが変わったのは、都内など1日繰り上げ発売の

地域で、すでに読まれた方の評判がとてもよかったから。

「感動」「涙・・涙・・・」と書かれていて、

暴露本ならこんな感想は持たないはず、と。

それと、昨日発売のananがよかったから。

 

   あらっ もしかしてちょっといいんじゃなあい?

   とソワソワし始め、

 

発売日の本日

朝一番で本屋にまっしぐらのおばばがいました。

 

 買ってよかったです!!

 

 最初に言っておきますが、文体は

淡々ととつとつと語られていて、

     どんなに感動的なんだ?

     どんだけ涙が止まらないんだ?

と期待を膨らませて読む人は、肩透かしを食らう程

さっぱり爽やかです。

お涙頂戴は一切ありません。

 

 けれど、じわーーーーと優しさと暖かさが

伝わってきます。

 

 書きたいことは山ほどあるけど

ネタバレになってもいけないので

我慢、我慢

 

 昌磨君の人となりは、だいたい想像した通りでした。

ますます応援したくなりました。

樹君は、想像と違って いい子でした(ごめん)

仲がいいけど、互いに踏み込みすぎない

いい兄弟、いいご家族だな。

 

 ネタバレしたくないけど、これだけ言わせてください。

 

  満知子先生が、はじめて昌磨君を見た時のくだり。

「上手いか下手かは別として、品があるから育ててみたい」と

クラブに入れてくださったとのこと。

 

 私が昌磨君の演技や、テレビやインタビューを通して感じる

昌磨君の一番好きなところーーーー

それが、節度ある「気品」なんです。

あれは、生まれながらに備わっていたものなんですね。

そして、それを見抜く満知子先生がすごい!!

 

 あっと、もうお口チャックいたしますです。