12月の短答に向けて、確か8月下旬ごろから徐々に勉強を開始していったと思う。




今回は前回の反省を踏まえ、短答に特化した勉強をした。




3回目の受験であったが、まだまだ知らない論点があり、会計士試験は奥が深いことを思い知った。




10月頃からフルタイムの仕事をしたのだが、想像以上に受験勉強の並行がきつかった。



体力的にきついし、仕事が終わった後は頭が働かない。




平日はほとんど勉強出来なかったし、土曜の午前も疲れて、実質的に一週間で勉強出来たのは、1日半だった。




受験生活の中で、最も苦しい時期の一つだった。




毎夜シャワーを浴びながら、以下のことを思っていた。




何故、自分は会計士試験を続けているんだろう。




だが、既卒となってしまった自分にはこの試験しか残されていない。




しかし、勉強を辞めて、公務員になる道だってあったじゃないか。。




いつまでこの辛い時間が続くのか?




早く試験に受かりたいが、全然勉強が出来ていないし、今回も駄目かも。。




そうした葛藤が、毎夜続いた。





また、孤独の期間が長く、学生時代の友人とも疎遠になっていくのは精神面できつかった。




だが、短答模試をきっかけに受験仲間と知り合うことができた。




幸い同じ年に合格し、同期として今でも彼らとはよく会う。




受験生活で得た知識も財産であるが、こうして出会った仲間は一生の財産になっている。




話は戻るが、試験の1ヶ月前は流石にこのままでは受からないと覚悟した。




直前の短答模試は、300点そこそこであり、5月短答よりあまり進歩はしていない。



今回駄目でも、せめて次に繋げられる試験にしよう。





不安を抱え、5月短答も見据えながら、試験会場へ向かった。