まもなく東日本大震災から5カ月となります。
言いかえれば福島第一原発の事故から5カ月、いまだに原発事故の核心部分がわかっていない。原子炉内ではメルトダウンまで行ったのか、さらにメルトスルーまで進み原子炉に穴があいているのか。放射線が強くて被爆死の危険さえあるので、核心部に人が近づけない。
ずっと以前、私が知った知識によれば、日本は世界一のロボット技術がある。 放射線が充満して人が近づけない所でも、ロボットは入りこんで作業ができると。
なのに日本製のロボットは、今回の原発事故でどれだけ活躍したのか?
3-4日前のテレビのニュースで見たのですが;防護服を着た人が長い棒の先に計測器をつけ放射線を測定している様子が映し出された。その地点に人がいたら40分で死ぬくらいの強い放射線が測定された。
そんな危険な所があるのに、なぜそこへ日本製のロボットを使わないのか? 日本は技術は高くても、その技術を応用した実体、ここではロボット、が存在しないのか?
日本には50基以上の原子炉があるそうだが、原子炉事故の時に活躍するロボットが一つもないのか?
日本には机上の図面を作る技術しかないのでしょうか?