会場に着いてから大会開始を待つまでの間は、やすてぃー君、A君らと共に前日届いたオセロニュースの表紙問題を解いていた。
やす「これg7ですとなーでしょ」
A君「僕はあの対局の当事者なのでノーコメントで^^」
りば「それだとなんか粘られて偶数にならない?」
やす「あ、ほんとだ・・・。じゃあg2?」
りば「それもライン切られて粘られない?」
やす「そうか・・・。じゃあどうしよう。」
A君「あれ、僕もわかんなくなってきたwww」
りば「おいwww」
という感じで解けませんでした、はい。
そして開会式
長谷川会長のご挨拶「(前略)newk八段は、小学生の頃、王座戦で鬼神タメノリにあたりまして、終局後、熱心にタメノリ先生の解説に耳を傾けて・・・(後略)」
またその話かよwww
もう確実に5回は聞いたぞそれwww
まあそんな感じで1回戦が始まりました。
1回戦 K五段
黒持ちでComp'Othからの展開。
++++++++
++++++++
++●○+○++
++●●○○++
+++●○○++
+++●●●◇+
+++●○+++
++++++++
黒番
一応この日準備していたのは、プチポス(g5)だったのだが、1回戦から放出するのも少し嫌なので、無難にf8にした。
++++++++
++++++++
++●○+○++
++○●○○+●
+◇+●●●●+
+++●●●○○
+++●●○++
+++++●++
黒番
白がb5に打ったところ。この白b5は、一見愚形に見えて、実は最善手の一つ。2003だか2004だかの世界選手権の決勝で某九段が使っていたのを真似したのだと思われる。
対する黒の応手は、色々あるが、以前某五段にb3に打たれて非常に困った記憶があるので、真似してみた。(が、よくよく考えてみるとその時打たれたのはc2だった気はしないでもない。)
以下、白がやや石損をしつつ迎えた下図
+++◇++++
+++○++++
●●●○●○+○
○●○○●○+○
+○●○●○○○
++○○●●○○
+++●●●++
+++●●●●+
黒番
ここで優勢をキープする手順は一つしかない。(たぶん)
その手順とはc1b1で、c2に入らずにc7!
+○○○++++
+++●++++
●●●○●○+○
○●○○●○+○
+○●○●○○○
++●●●●○○
++◆●●●++
+++●●●●+
白番
c1b1と交換したからには、流れでc2に打ちたくなるところだが、白から打ちづらいところであるので、焦る必要はない。
素直にc1b1c2とした局面に比べて、白のb6が悪手化されているのがポイント。
こうした細かいポイントを重ねて形勢をよくしていったのだが・・・
+○○○○+++
++○○●+++
●○○●●○+○
●●●○●○+○
●●●○○○○○
++●○●●○○
++○●●●++
+◇+●●●●+
黒番
白b8に打たせて悪いわけないとは思ったものの、白からb7に攻める手があるのでまだまだ難しい形。
この時点での形勢判断は互角~やや黒良しくらい。
で、しばらく考えていたら、一つトラップ筋を見つけた。
しかもひっかからなくても互角くらいっぽい。
これはやるしかない。
というかひっかかるでしょ(確信)
+○○○○+++
◆+○○●+++
●●○●●○+○
●●●○●○+○
●●●○○○○○
++●○●●○○
++○●●●++
+○+●●●●+
+○○○○+++
●+○○●+++
●●○●●○+○
●●●○●○+○
●●●○○○○○
++○○●●○○
+◇○●●●++
+○+●●●●+
+○○○○+++
●◆●●●+++
●●●●●○+○
●●●●●○+○
●●●○●○○○
++○○●●○○
+○○●●●++
+○+●●●●+
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
上から目線は基本(キリッ
まあa2打ったところ実はh7で必勝だったんだけどね。
全然気が付かなかったアルヨ。
ちなみにa2に対してはf2とかで粘られると互角形勢でまだまだ難しい試合を強いられるところだった。
というかそうなってたら負けてた気がする多分。
というわけで若干危ないところもありつつ無事勝利。
~つづく~
ところで来月WOCでスウェーデン行くんですけど何か有益なWOC情報とスウェーデン情報あったら教えてください