セラピスト資格を取得するスクール、リバーアイランド代表の川島貴幸です。
ご訪問いただきまして、ありがとうございます。
身体のケア方法をお伝えしていると、痛みを抱えている方が少なくありません。
痛みを感じるということは、痛みを感じるセンサーが危険な状態をお知らせしてくれているということです。
身体には信号機のようなセンサーがあり、これ以上無理をすると危険ですと痛みという赤信号を灯し、身体が壊れてしまわないように事前にお知らせしてくれているんですね。
しかし、痛みがあると辛く感じるので、痛みを取り除こうとしてしまいがちです。
痛みを取るということは信号機を取り外すということなので、赤信号の交差点に突っ込んでしまうようなものです。
信号機のない交差点にノーブレーキで突っ込む人は、ほとんどいません。
どう考えても自殺行為ですよね。
運良く信号無視して交差点を通れたとすると更に危険が増します。
信号機の無い交差点でも通れるものだと、危険という感覚そのものが麻痺するからです。
赤信号みんなで渡れば怖く無い的な考えで、交差点に突っ込んでいると、しまいに取り返しのつかないような大事故に見舞われることは火を見るよりも明らかですね。
ですから信号機を取ってはいけし、信号無視をしてはいけないんですね。
身体の痛みの多くは、筋肉が硬くなっていることで起こっています。
筋肉が’縮んで硬くなり、それが無理に引っ張られると痛みを感じるセンサーが反応します。
痛みを改善するには、筋肉をゆるめることが大切です。
筋肉をゆるめれば、柔軟性と弾力性が生まれ可動域も広くなり、痛みが出にくい状態になります。
信号機を赤から青にすれば良いんですね。
現代の医療は、痛みが起これば、それを取るということ、信号機を外すという行いです。
街中で信号機を外そうとしている人がいたら、全力で止めるか、通報しますよね。
しかし、世の中の多くの人が信号機を外そうとし、それを正しいことだと思っています。
大切なのは痛みを取る、信号機を外すということではなく、信号機を守ること。
赤信号は止まれ、青信号になるまで待つ、無理をせず、休むということも必要です。
そして、赤信号を青信号にするように筋肉をゆるめることが大切なんですね。
赤信号になったらお手入れをすれば青信号になると知っておけば、なんの問題もありません。
そして、常に赤信号にならないようにお手入れをしていれば、ずっと青信号になるのが僕たちの身体です。
平成の時代に赤信号だった方も、令和の時代は青信号で過ごしましょう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
セラピスト資格を取得するスクール、リバーアイランド代表の川島貴幸でした。
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