橋を渡り町の西側へ。町の地図を見る限り、こちら側の方が町も広く町の現在の中心は

こちら側なんだろうな、と思いました。ただ先ほどまでいた旧市街の方がお土産屋が集中しており

それに伴い観光客も集まっていたので向うの方が全体としては賑やかではありましたが。


まあ観光客が集まる場所と地元の中心とは必ずしも一致するわけではありませんしね。あとこちら側

の方がレストランについては多かったと思います。
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町の道のすぐ下を流れる小川。さらにこの下を流れる大河ネレトヴァ川へ注がれます
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モスタルの旧市街方向へと振り返ってみれば大きな丘が町の背後に迫っているのが分かります。

この丘の向うはボスニア・ヘルツェゴビナを構成する2つの構成体のうちの1つ、「スルプスカ共和国」

となります
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かつてのモスク跡、だそうですが紛争により破壊されてしまいました
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スタリ・モストから10分前後でついたのが「聖ピーター教会」。このモスタルの町に入る前、バスの

車窓からも見えていた妙に長い塔はこの教会のものでした。他の宗教や宗派に負けるものか!と

思ったのかはわかりませんが、この塔は高さ100mほどもあり、この町で一番の高さを誇ります。

まあイスラムのモスクの塔への対抗心は少なくともあったでしょうね。
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この塔も紛争時に破壊されており最近になって再建されたものです。それもあって外見も

とてもきれいです。きれいですが、なんというか味気ないというか・・・・高さの割に太さがないので

本当にひょろ長い感じの塔でした。まるで鉛筆みたいだなあと思ったことを覚えています。
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聖ピータ教会を見たらこの町の観光は終わりです。この教会の裏手に大型バスも止められる駐車場が

あり、そこでバスに乗り込んでこの町ともお別れとなります。


規模的にはそれほど大きい町ではないので、半日もいれば目ぼしいとこは見て回れてしまうのでは

ないか、と思われるこのモスタルの町ですが、キリスト教とイスラム教がここまで集まっている町も

珍しいかな、と思いました。ただ、今では多くのお土産屋が成り立つように、観光客も多くやってきて

賑わっている町となっていますが、町のすぐ裏には銃痕の跡が生々しく残っている建物も数多く

ほんの少し前まで紛争の現場だったことが分かる町でもあります。まあそれはクロアチアも含めて、

なのですが。住人の方も当然大多数の方がその記憶を残しているわけで・・・・いろいろと複雑で

大変な町なんだろうなと思いました

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あと、街中を黄色く塗られたバスが走っていますが、こちらは日本政府が町の復興のためにと

寄贈した中古のバスとのことでした。良くみると後部ドアの脇に日の丸が描かれていますね。
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