ペルーは国土の広さの割りに人口が少ないのか、土地が余っているのだそうです。

個人的にはペルーが砂漠の国なので、人が住みづらい土地がとても多くてそこが余っている

だけなんだろうと思いますが。


というわけなんでしょうが、ペルーでは土地取得に関して以下のようなことが行われているそうです。


①誰も住んでいない土地に勝手に(粗末な)家を作り住み着く

下の写真のように家とも呼べないようなほったて小屋を勝手に作り住み込みます。当然水道・電気など

も来ていないので住むのには厳しい環境ですが、一日に何時間ずつと決めて交代で小屋に詰めたり

するそうです。要するに人が住んでいる、という実績を作るんですね
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そんな小屋が回りにいくつもできてきます
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尚、きちんとした建物にしないのは不法占拠なので、運が悪い(たとえばすでにその土地に他の

使い道などが決められていた、など)場合、強制撤去させられるため、撤去の恐れがないと

判断できるまでは壊されても諦めがつく程度の小屋のままにしておくんだそうです。
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②ある程度人が集まってくると簡易的なお店ができてきて、

建物もプレハブなどになる



強制撤去などもなくこの土地が安心そうだ、ということになると人がどんどん集まりだします。

まだ電気などは来ませんが、小さなお店を開く人たちも出てきてそれなりに住みやすくなってきます。

水・ガソリン(発電機に使用)などは定期的に持ってきてくれるビジネスもあるようです。

ほったて小屋からプレハブの建物に建てかえられ、住み心地も大きく変わります。さらに進むと

家を囲む柵や塀を作る家もできてきます。ここは俺が住んでいる土地だ、という実績を積み上げて

いるんですね。
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この時点でも強制撤去の恐れは0ではありませんけどね・・・・
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③国や自治体などが、その土地を正式に街として認可する

人が多く住みようになり、さらに特にこの土地に他の使い道などがない場合、国や自治体が

新たな街と認定してくれれば大成功です。電気や水道も引かれますし、家も立派なものが

立ち並びます。そして今までほったて小屋やプレハブに住んでいた人には、その住んでいた土地が

自分の物にしても良い権利がもらえます。自分の土地を手に入れられるのですね!クラッカー
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こうして新しい街で自分の土地を手に入れた場合、もちろん自分で住むのもいいのですが

その土地を他人に貸し、もしくは売って利益を得るのが多くの場合目的なんだそうです。

新しい街ができればそこには新しい仕事もその街で生まれているので、そこに住みたいという

需要が生まれているわけですね。



なんというビジネスモデルなんだ!とちょっと感動グッド!

土地の所有者が厳密に決められている日本じゃありえないよなあ・・・・。

そんな訳でお分かりになると思いますが、最初のほったて小屋などに住む人たちも実際には

別の場所に立派な家を持っていることが多いんだそうですよ。