小学生の頃から陶芸品に興味をもっているのですが、
最近また器(うつわ)に気をとられています。
抹茶を自宅でも飲めるように抹茶碗を買ったのが
いけなかった・・・。
帰国したときに、地元に大正時代からある老舗茶店で
籠入り野点セット。わたしの初マイ・抹茶椀!
店主の奥様と思われる初老の女性が中を見せてくれた。
入っていた野点茶碗の底を見ながら、おばちゃんは
「京都の、浅見よし三という作家ですね」
と、柔らかくゆっくりつぶやき、手早く籠の中、
箱の中に一式をもどして包装紙で包んでくれた。
現実の場面で、うつわを見ながら「作家」なんて聞くのは
初めての経験でした。
むかし裏千家の先生に3回だけ習ったとき(まさに3日坊主やんか...!?)
お茶を飲んだ後の、あの品定めの時間(しょけんと言うのでしょうか)を
思い出します。
お茶を飲んだ人:「こちらのお茶尺は・・・」
お茶を点てた人:「○○の××でございます」
みたく、お茶道具を一つずつじっくり見ていくのですね。
道具たちも作られて終わりじゃなく、お茶室でああやこうや
言われて、使われ甲斐があるってもんです。
うつわは日々の生活に使うためにあるんだろうけれど、
見ているだけでも楽しい。