という訳で俺がジュンスを撮影することは,いかなるときでも止めることはできないんだけれど,当のジュンスはかわいらしいジュンスをたくさん納めたエロ画像フォルダにもいちゃもんを付けてきた。

 例え局所が写ってなくたって,ジュンスがただアイスを頬張ってるだけでもエロ画像だし,そんなに簡単に他人に見られちゃ困るものなんだってば。

 よく見たら写真に写ってるジュンスの黒目に映ってるのは,ジュンスで興奮しまくってる俺なんだから。

 上目遣いがセクシーだね。にらんでも駄目だよ。



 俺がいろいろと撮ったものを,ジェジュンヒョンくらいには全部見せてもいいかなと思うんだけど,今のところジェジュンヒョンに見せたことがあるのは,割とライトな方だけ。

 ちょっと自慢したいときとか,これかわいいでしょって見せたいときは,実は結構あるけど,本気のコレクションはまだ誰にも見せてない。正直,誰にも見せたくなくて。

 もしもジュンスが浮気したら,浮気相手に見せてやろうかなとはちょっと考えたりした。浮気なんてさせないけど。

 でも,俺がこんな風にジュンスを深く深く愛する気持ちはうまく通じてないみたいだ。

 せっかく撮った記念写真を消せっていう恋人がどこにいるの。

「消さないと別れる」

 ほらまた,何にも考えないで別れるとか言い出す。

 別れる? 俺とジュンスが? 離れられると思ってるわけ?

 離れてどうやって生きていけるの。ジュンスは俺がいなくて大丈夫なの。そんなの許さないからな。

 うかつなこと言えないくらいに愛してあげる必要がありそうだ。



 俺とジュンスが離れられる訳がないのに。

 そんなの当然のことなのに。

 冗談だろ。どうせ意味のない言葉だ。ただの戯言。

 なのに,なんで,こんなジュンスの軽口で,俺はこれほどいらつくんだろう。



 愛しているのに離れなければならないことを知っているから?



 俺たちはどうなの。

 ヒョンたちとどう違うの。

 ふと,ジュンスの口からストレートな愛の言葉が聞きたくなった。

 俺を見つめて,言ってほしくなった。

 ヒョンたちと俺たちは何も違わないんだと思う。



 俺はジュンスを離したくない。