秋は乗馬に最適な季節です。
どちらかというと涼しい気候が得意な馬たち。
人間にとっても灼熱の夏を乗り越えた先に訪れる過ごしやすい季節であり、スポーツの秋という言葉もあります。
加えて、木々の紅葉により美しく色づいた山を見ることのできる行楽シーズン。
外乗、行くっきゃないな!
というわけで行ってきました。
乗馬に最適すぎていつも通ってるクラブのレッスン予約もあんまり取れなかったし。
場所はGWに行ったのと同じ、風来里馬小屋。
このときのやつね。
森林外乗70分、みっちり乗ってきたぞ。
前回に乗ったペルちゃんと再会、アパルーサという品種です。
ペルちゃんはガイドの方いわく、頑固でわがままでとても敏感でビビり、しかしとても足が速いんだとか。
常歩メインの外乗ではありますが、途中ちょっとだけ速歩させてもらったときにその片鱗を味わわせてもらったぜ。
クラブで乗っている引退競走馬のサラブレッドたちに比べて体高は低いので、踏み台を使わず騎乗にチャレンジ。
前回は数度チャレンジして結局踏み台を出してもらいましたが、今回は踏み台なしで乗ることができました。やったぜ。
いつものレッスンはブリティッシュスタイルですが、今回の外乗ではウェスタンスタイル。
でも基本部分はどっちも変わらないというか、スタイル変わって困ってしまうほど私も習熟してるわけではないというか。
それぞれの文化の細かい違いは興味深いですね。
客が一人で乗っていられる場合はガイドさんも馬に乗って先導する外乗が多いのかなと調べる限り思うのですが、この度は馬たちのスケジュールが詰まっていてなるべく休ませてやらないといけないとのことで、3輪トライクでの先導となりました。
登録上はミニカー、いわゆる水色ナンバーになっているやつ。
速歩・駆歩メインのコースではもう少し速度の出る電動バイクで先導することもあるそうです。
車両の音で馬は驚きそうなものですが、しっかり慣らしてしつけてあるのか、あるいはご主人が乗っているからなのか、ペルちゃんはしっかりついていきます。
道の様子を見るためトライクが先に行くと、思わず走って追いかけようとするほどに。
勝手に走っちゃダメよー(手綱引きつつ
速歩は前評判通りほんとに速かったです。
駆歩となると時速40kmで走れるんですって、50ccの原付にも負けないじゃん!
速かったんですが、レッスンで揺れの大きい馬やめちゃくちゃ走る馬に慣れてきたおかげか意外とビビることなく、落ち着いてスピードコントロールができたと思います。
馬に乗りながら色々お話しも聞きました。
飼料代の高騰で畜産農家が大変というニュースを先日見かけましたが、やはり馬も同じみたいです。
たくさん乗馬して馬のごはん代を貢がないと……!
そんなこんなで、外乗を楽しみました。
いつかはここの速歩・駆歩しまくれるコースにも行けるようになりたいもんだ。
あ、今回は乗馬中の写真はないです。
元々自分を写すことにあまりこだわりがないのと、騎乗中に写真撮影となるとバタバタしてしまうので。
「乗ることに集中したい」と表現するとどことなく玄人っぽい雰囲気が醸し出されるな!
代わりにお仕事を終え鞍と頭絡からも解放されたペルちゃんで今回は〆ることにするぜ。
未経験の人が乗馬できる施設は色々あるので、興味のあるキミもぜひチャレンジして、馬にごはん代を貢ごう!