ちょっと前、ODSS乗鞍営業所から早朝にリバーベースに帰る途中の気温表示計。
平湯峠にて。
ブログの中で何度も、「今年の冬は冬らしい天気が続いている」と書いている。
昨日のスノーラフトしかり、一週間に一度は間違いなく雪がちらついている。
今日はお休みをいただいたので、ちょっとプライベートなお話を一つ。
今から13年ほど前、オートバイで冬の北海道を野宿しながら旅したことがあった。
現在世界遺産に登録されて更に有名になった知床に、熊の湯キャンプ場での出来事。
既に数週間各地を野宿しながら旅していたので、それなりに厳冬の北海道の寒さに慣れてきていた。
しかし、この日の寒さは半端じゃなかった。
これまでの野宿地の決めては、近くに温泉、少なくとも銭湯があることが必要だった。
就寝前に体の芯まで温めて寝袋の中に包まるのが毎日の日課。
それでも、冷え込みのきつい朝4時頃から起こされて、日の出までの数時間我慢をしなくてはいけない。
もちろんこの日も目の前にある熊の湯温泉に入ってから眠ったのだが、
今までと違う寒さを体験するのであった。
動物達も寝静まる深夜、突然体に不可思議な圧迫感を感じて目が覚めた。
「これは金縛りか?」
僕は疲れたときによく金縛りにあう体質だったので、始めそう思った。
しかし、体は自由に動くのだ、何かが体に覆いかぶさるように押し寄せてくる。
「これは何だ??」
「ムムム、やけに冷たい空気だ」
もしやこれはあまりの寒さに、冷たい空気が下りてきたのでは?
日常的に、冷たい空気が下に下りてくるのは知っていたが、
ただでさえ寒いテントの中の空気が、更に冷たい空気に侵略されるとは驚きだった。
冬の北海道では、毎日【生きる喜び】の実感を2度する。
一回目は、日々極寒の大地を走り終えたその瞬間。
二回目は、目が覚めて朝を迎えるその時。
己を極限の世界に導いた時、その時々に命のありがたみを知る。
僕にとって、【旅】はライフスタイルだが、生きている証を表現する手段でもある。
毎年恒例の100kmトレッキング。今年も熊野古道に挑戦します。
目標は修験道への道。やれるのか、やられるのか。
久しぶりにビックトリップの予感がする。
話は変わって、せっかくこんなに雪があるので、リバーベース主催のツアー、
冬の野宿をタイトルにしたスペシャルツアーでも組もうかな。
昨年雪不足で不発に終わった、月夜の晩にスノーシューツアー。
題して「ムーンライトピクニック」お泊り編
企画が出来ましたら告知いたします。
みなさまも、残り少ない冬の遊びに【チャレンジ】してみませんか。
新しい一歩は、何か新たな発見がありますよ。
