ODSSには”ケイビング”というアクティビティーがある。簡単に言えば”洞窟探検”だ。ラフティングに比べればどうしても地味なイメージがあるのか、川のアクティビティーに比べれば参加者は少ない。が、実はこれほど興味深く、達成感を味わえる遊びは少ないのではないだろうか。
ツアーコースはすべて何千年もかけて自然が作り上げてくれた人工物がいっさいないフィールドだ。まず、そのスケールに驚かされる。そして、一寸先は闇、外の光が一切届かないまさにここは暗黒の世界が体感できる、地球上で唯一の場所と言っていいだろう。体がやっと通り抜けられるトンネルや、全身を使って岩を縦横無尽に移動しなくてはいけないルートが至る所にある。
しかし、体と五感をフルに使って制覇した先には、自然が作り上げてくれた見事な景色を現してくれる。外の世界に舞い戻った時には何事にも変えられない達成感がある。誰もが笑顔で洞窟を後にする姿を僕達は目にしている。体験した人にしかそのすばらしさを表現できないのがケイビングの魅力だろうか。
実際ODSSケイビングガイドメンバーも、数え切れないほど入洞したこの穴を毎年のように数回、まだ新しい穴がないか調査をし続けている。不思議な事に、散々調査しているのにもかかわらず毎回、新しいルートが見つかりツアーコースとして導入される。新たな道を発見したときの喜びはひとしおだ。なんといっても、人類で始めて足跡を残したに等しいのだから。ガイドによっては開拓されたルートに名前を付けるのだが、当然他のガイドは悔しいのか採用されないのが世の常である。
ここ数年のケイビングチームの意欲は高く、他のフィールドへ遠征して穴の調査に出かけている。もちろん海外遠征も行っている。興味があれば”あいのり”も可能かもしれないので一度当社へ問い合わせてみてはどうでだろうか。今年の海外遠征は、セブ島か、ボルネオ島のようだ。
地球上では既に”秘境”は存在しない。と言われるほど人類はあらゆる場所に足跡を残してきた。しかし、地底だけはまだ人が踏み入れていない世界がある。ODSSケイビングチームがいつか歴史の1ページに名を残すのは、近い将来の事ではないだろうか。
吉報を待つ!!
