今日は来シーズンの企画調査として、せせらぎ街道にあるとある遊歩道に行ってきた。この所晴天が続き積雪量が心配だったが、意外と雪の量があった。しかも人が踏み入れた後がなく、僕達はその白いキャンバスに思いのままに足跡を描いた。いたる所に動物の足跡があり、どんな動物か想像するだけでもワクワクしてくる。途中、支道に寄り道をして巨木を見た後に頂上に至る道へ向かった。
夏道なら整備された道を歩くお気楽ハイキング道なんだろうが、すっかり雪に覆われた今は、どこでも歩けるコンディションが災い、道標がないので野生の感を頼りに歩いた。唯一の手がかりは、動物なのか人の足跡なのか判別付かない踏み跡がいかにもそれらしき道筋を作っている事だけだった。
普段案内看板や、コースが書かれた地図を頼りに自然に踏み入れる事が多いので、こんな場合はちょっぴり不安だが、探検気分が味わえていい意味のドキドキ感があった。子供の頃に近所の山の中に秘密基地を作った時の感覚だろうか。
しばらく足跡をトレースすると忽然とそれがなくなってしまった。その先のルートも??が付くような怪しげな感じだったので、無理して先に行かずここで元来た道を戻ることにした。今日の趣旨はこの先の頂上ではなく、子供でも雪山を歩けるフィールド調査なのでこの先の調査は必要なかった。しかし、あの足跡は誰のものだったのか。動物があの先のルートに何か危険を察知して同じ道を戻ったのか。それとも単なる人間の足跡か。答えはわからないが想像するだけで楽しくなってきてしまう。
帰りはもときた道を外れて、適当に周遊コースを作るために森の中を下った。これまたこの先はどこに続いているのか。スタート地点に戻ることが出来るのかワクワクして楽しくて仕方がなかった。そんな時不思議な木を見つけた。一本の木が途中から枝分かれしたその分岐の下に何故かその木の根がぶら下がっていた。始め木に寄生した植物の根かと思ったが、どう見てもこの木の根だった。先ほどの事といい、自然の中で遊ぶと摩訶不思議な出逢いがいっぱいある。
その後迷う事なく戻ることができた。下見発起人であるNNマル氏もこのフィールドで運営可能だと感触がつかめたようだ。来年の今頃、子供達の歓声がこの地にこだまするのが目に浮かぶ。