食育物語 第10章「第3話・コストと天才」

おからを使って、
ロールキャベツを作った理由。
それはとてもシンプルなものでした。





見てください、この天晴れな、かぶりつき。
おいしー、の証です。





友人家族を招いての夕食会

ロールキャベツのタネに、

おからをブレンドした理由。

それは、単純に、

「コスト」を抑える

ため、であります。



大人4人と

幼児2人

この人数のおなかを、

満腹にするには、

わが家計算で、

最低でも、約600ｇの

ひき肉が必要でした。

100ｇ＝約160円

としても、

ひき肉のお値段は

約960円

になります。



その40%（約390円分）を

「おから」で、補うわけです。

おからの価格なんて、二束三文。

食材のコストは、半分近くカットされます。

ウチの奥さんも、

半信半疑で作ってみた

とのことでしたが、

実際に食べた私たちは、

大満足


もし、タネ明かしがなければ、

今でも、

ひき肉100%のロールキャベツと、

思い込んでいたことでしょう。




おからで作ろうと思った、

きっかけを尋ねると、

「なんとなく。できそうかな～、と思って」


(;´-｀).｡ｏO(ぇぇぇ・・・・)

という、

なんともつかみ所のない回答。


その“できそう”っていうイメージが、

なかなか湧かないから、

たいていの人は、毎日の食事づくりに、

アタマを悩ませるんですけど。


でも、まぁ、いいか。

また美味しいものが出来たら、

この場所でレシピを紹介すればいいわけだし。



それにしても、

友達家族との夕食の席に、

モノは試しで、そういうメニューを

ぶつけてくる、

あなたの料理の感覚は、

天才だ




第10章 おしまい



実際にあったお話です。






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