というわけで、大衆受けする要素、オタク的な要素が複雑に絡み合っており、どうもそれを素直に受け入れることができない自分、といったところか。

あと気になるのはセリフ、物語の流れ方が村上春樹の世界観の影響があるのではないかと思うことだ。気になったのでググってみるとやはり新海誠に影響を与えているとのこと。やっぱり・・・

ストーリーの中心である、運命の人がいるっていう感じの話、これまでどれだけの映画や本、その他物語の中に取り上げられる題材だろうか。しかし、この作品ではこの言葉で言うのは簡単だが、表現すると難しいことを見事に表現できている。まさにこの部分ではないだろうか。

少し話はずれるが、映画監督の訴えたいことなど、それまでの映画の歴史の中で同じようなことは何度も試みられているのだ。しかし、それをわかりやすく、見る人にインパクトを与え、しかも楽しみながら伝えられるのはほんの一握りの人間だ。まあ、これは芸術全般に言えることである。

話がそれました。とにかく、うま~い具合にストーリー、風景描写、音楽、テーマ、時代的なもの(アニメが大衆受けする時代になったこと、大震災=彗星)がカチッとはまり、文句のつけようがないのである。特に何度も言うが音楽と映像のマッチングはとてもよい。どちらかと言えばPV風か?(PVと考えると映画としての評価がぶれるのであまり考えたくはない)

そんでこっから・・・小生がどう思うかなのだが・・・
素直に感動できないところがあるのはなぜか、単に歳をとったからか。そんな運命の人がいるなんてとか・・・やっぱアニメはアニメでしょとか・・・そんなピュアに何でも考えられませんよ、人間の心はもっとドロドロしているでしょう・・・なんて考えてしまう。

と、思考を突き進めていくと、ん?おれは中二病?こじらせているのでは?と思う。ということは中二病のまま大人になった哀れなオヤジか俺は!それに気づいてしまうのです。いや、なんとも情けない。

結論としてこういう映画をたくさん観て素直に感動して、純粋に物事見れる人間になりたいと思います。反省します。 
なぜこういう展開になってしまったか 苦笑