脱衣場を後にし、胸を高鳴らせ浴室へ。
 
情報にあったとおり、まずはメインの浴室ではないところへ出ます。屋根と壁で囲まれているので外湯部分だと気付くのにしばらくかかりました。
 
数本の観葉植物が天井部分まで広がっており、外湯&植物というと、かつての奥道後温泉のジャングル風呂を彷彿とさせます。
 
こちらの湯船は次の通り
 
メインの湯船・・・お湯はかなり熱め
水風呂・・・オーソドックスなタイプ
サウナ・・・3人くらいいける
薬湯・・・この日はバスクリンゆず
電気風呂・・・電気は強め
打たせ湯・・・銭湯には珍しい、一人用で水量は控えめ
 
外湯部分にあるテレビには、冬季五輪が映っており、常連のおじさんとカーリングなどの話題で楽しくお話しし、ほっこりしました。
 
おじさんの話によると屋根付きの駐車場の右奥の辺りは昔映画館であったとのこと。
映画館に銭湯併設とは、なんと贅沢なことだろう。
あまのや温泉は、伊予北条駅から鹿島へ渡る港への通りの中ほどにあり、抜群の立地の銭湯であり、かつてのこの界隈のにぎわいが偲ばれる。
 
通常の銭湯の常識を覆す造りと明るいおばちゃんが魅力の「天野屋温泉」。好きなお風呂がまた一つ増えました。
 
 
「天野屋温泉」
松山市北条辻1407-1
定休日   毎週水曜日、元日
営業時間 13時半~22時(店頭の張り紙には14時~22時)
料金    大人360円、中人(小学生)150円、小人(小学生未満)60円
 
 
故障中の自動券売機も味わい深い