友人と車で遠出をして、宇和島城に来てみた。
現存天守であり、築城の名手の藤堂高虎が築城したことで有名なこちらのお城。特筆するのは城の縄張りが五角形であることで、まずは城山をぐるりと車で回ってみた。当時の堀跡に沿って道があり、確かに角を曲がる度に方角が分かりにくくなる。

その後、城山の下の駐車場に車を止め、三の丸の長屋門から登った。
すねぐらいまでの高さのある急な石段がずっと続くのでびっくりした。いびつな階段で歩きにくい。歩兵になったつもりで天守を攻めるべく石段を登っていたが、早々に弓矢なんかの餌食になりそうであった。

やっとのことで本丸までたどり着くと、景色が開けていて宇和島市内がぐるりと見渡せた。
天守にも入り(大人200円)、三層の天守の内部は巨大な二本の通し柱や武者走りがあり、小柄ながら風格があるお城で、お気に入りになりました。


石段は何段かに一段、横幅の狭い石段があり、大勢では登りにくい
本丸にあるのは桜の木だろうか。春にはきっと綺麗なんだろう。
本丸からJR宇和島駅方面を望む。海側も港までしばらく街が広がるが、かつては下図のとおり、すぐに海が広がっていたようだ。
築城当時の城下町の様子(天守閣に展示されていたた絵図)