先日、何処で手に入れたのか、親友のNさんがレトロな水筒を二つ入手し、その一つを僕にプレゼントしてくれました
その名も、金太郎印の登山水筒
本体はアルミ、ベルトは安っぽいビニール、なんと1.8Lと予想外の大容量
見た目はまるで湯たんぽか、はたまた軍隊で使っていそうな無骨な水筒です
これが登山用の水筒でしょうか?
こんなデカくて重そうな水筒を誰が登山で使うのかなぁ
しかも、小学生の遠足じゃあるまいし肩から下げてですか
、、、、、、
、、、、、、
よーし
Nさんの恩に報いるためにも勇気を出して今度、山に持って行ってみよう
しかしこの時、Nさんには僕の知らない秘策があったのです
さて、話は変わり神楽坂に近い大久保通り沿いに、鮎藤革包堂と言うオーダーメイド鞄専門の小さなお店があります
Nさんはそのお店の常連で、鞄や財布、ブックカバーなど、オーダーメイドで作ってもらっています
その店の店主、鮎藤さんは小柄でおとなしい、とても良い方です
僕も鮎藤さんとは、Nさんと三人で何度かお酒を飲んだことがあり、顔見知りの仲です
ちなみに、鮎藤さんはお酒を飲むと人なつっこくなる楽しい方です
その鮎藤さんにNさんがオーダーして、チープなビニールバンドを、皮革で作り直してもらっていました
使われた皮革はブライドルレザーと言うロウ引きの革です
素人なので良くは知りませんが、このブライドルレザーは、かなり手間のかかった高級な皮革のようです
バンドのディテールにも鮎藤さんならではのこだわりを盛り込んで頂き、高級感のある作品に仕上がりました
Nさんと、鮎藤さんのおかげであの無骨でチープな登山水筒が一変し、別物に生まれ変わりました
出来上がった登山水筒を鮎藤さんが店に飾っていたところ、あるお客さんが買いたいと言って来たそうです
真鍮の金具が良い味を出してくれています
ステッチにもこだわってくれました
これならためらうことなく、何処ででも使いたくなりますね
Nさんは、道東の河川でアメマスを釣る時に使いたいと言っています
こんな水筒をぶら下げて釣りするのも楽しそうです
今年の夏、知床の海岸や道東の河川でこの別注、金太郎印の登山水筒をぶら下げた釣り人に会ったら、それが僕たちです