ベルギー王立美術館展のついでに、同じ上野の東京都美術館でやっていた「大エルミタージュ美術館展 」を観た。美術展のハシゴ。上野では、よくやってしまうけど、結構疲れる。
絵って意外と体力使います。なんだろう。昔、美術史やっていた頃、絵の1つ1つから色々なことを読み取らなくちゃという強迫観念の名残なんだろうな。


エルミタージュといえば、世界でもTOPクラスのロシアの美術館。ブランドの力はすごいですね。
結構、混んでいました。
ヴェネツィア派から、モネ、ゴーギャン、ルノワール、ピカソまでと幅広い。幅広い層を狙っているな。
一応、「都市と自然」というテーマがある。これもまた、「神話と宗教」という西洋絵画の定番とも言うべきテーマを避けているあたり、一般ウケを狙っているな、という印象を持った。


でも、なかなか良い作品が来ていました!


元々ヴェネツィアの都市景観画家、カナレットとか、廃墟の画家グァルディとか、理想的風景画のクロード・ロランとか好きだった。そんな作品が結構来ていたのだ。
廃墟画の中では、ヘキトの「ケニルワース城の廃墟」が良かった。
夕暮れか朝か靄の中に浮かぶ森の中の廃墟のシルエットと、前景の池に浮かぶ静止したボート。


ルートヴィヒ・クナウスの「野原の少女 」という絵も初めて見たけれど、なかなか良かった。
中央やや左の花畑と少女がハイライトされてて美しい。


ギュスターヴ・ド・ヨンゲの「散歩の後」。
椅子に寄りかかってうたた寝をしている白いドレスのうら若き美女。惚れる。


次、ダリ回顧展へ!って思ったけど、ここは長蛇の列だったのでまた今度。