「小さかった頃の息子に会いたい」

20年後の自分へ書いた手紙に、涙が止まらない人続出 という記事を見ました。

 

4歳と1歳の男の子を育てている水彩画家 yukkoさん(@yukko_96)が

「なんでもない日」

「忘れたくない瞬間」など日常を水彩画に描いているとのこと。

 

「今日も2人でお散歩に出かけました 今年の夏も着られるようにと買った90cmのTシャツはダボダボしています」

 

「息子に手を引っ張られてついていくと 家の近くなのに見知らぬ小道にたどりつきました」 

 

「ちょっとした段差を見つけると ここにきてと仕草で呼んで 隣に座ると嬉しそうに笑っていました」

 

「20年後の今日も 今日みたいに何でもない日なんだと思います」

 

素敵な絵とともに書かれていたエッセイ。

yukkoさんのイラストエッセイより

 

 

それを見た方々もそれぞれに今の自分だったり、過去の事を振り返ってたくさんのコメントを寄せています。

 

「24歳の息子が2週間前に結婚式を挙げました。

1歳の頃の息子を思い出しました。ワタシの手を握っていた小さな手は大きくなり素敵なお嫁さんの手をしっかり握っていました。時の流れはあっという間ですね」

 

 

悲しみでもないし、哀れみでもない、

胸のずっと奥に何とも切ない感情が溢れ、娘と孫に重ねてしまいました。

 

子育てをしながら悩んだり、イライラして子どもを叱っちゃったというママたち。

寝顔を見て1日を振り返り、静かな時間にホッとしつつ「ごめんね」って落ち込む。

 

育児だけでも大変なのに普通じゃない日常がもう3年も続き、誰だってイライラするよね。

 


3歳男の子と1歳女の子育児のど真ん中でしんどいと思う。

でも、もうちょっとしたら、あの小っちゃな手はあなたよりもずっと大きくなって「ママ、ママ」ということも少なくなるはず。

 

園に登園したあと、ぎゅっとするの忘れた!と走って戻ってきて、あなたをぎゅーっと抱きしめて入って行く。

そんなことも照れくさいって、しなくなるかもしれない。

 

 

いつもまっすぐ帰ってくれなくて道草ばっかり。

あちこち振り回されて気が重い日ばかりだろうけど。

「ママが一番好き!」っていう息子との日常はその一瞬一瞬だけ。

 

「小さかった頃の息子に会いたい」

 

そう願っても、二度と会うことが出来ない時の流れ。

私たちは、今その時間の中にいることを幸せに思おうね。