今年のお正月の愉しみは恒例のガレットデロワではなく、
京都南座の斜め向かいにある井澤屋さんの「福玉」を用意しました。
祇園界隈だけの年末年始の風物詩。
芸妓さん、舞妓さんがお茶屋さんやご贔屓の方々からお年玉としていただく縁起物で、
ひとつ、ふたつ…両手にと、下げて歩かれる姿が見られるそうです。
和菓子店や芸舞妓さん行きつけのカフェ、和小物店などで、
12月中頃になると天井から幾つも吊るされていて、
例年は店頭受け取りでしか購入できなかったため諦めていましたが、
2020年11月下旬、
ちょこちょこ覗かせてもらっている井澤屋さんが、
今年初めてオンラインショップで限定200個を販売されたので早速購入!
除夜の鐘を聞きながら開けるのが習わしで、
ピンクと白の最中で出来ています。
今回は配送品なので、到着後はすぐ破損がないか確かめてみてくださいとのこと。
他のお店では、この最中はおぜんざいなどで戴けるそうですが、
今は衛生的にも不安。
井澤屋さんの物には
「こちらは食べられません」と記載されていました。
金色のテープはしっかり貼られていたので、
ちょっとだけヒビの入ったところから割って。
何が入っているのか楽しみ!
梱包材と一緒に、井澤屋さんの小袋が見えてきました。
何か、文字が書かれてある!と気づいたマリエさん、
割れた最中を合わせて「村」のように見えますが、
結局何と書かれていたのか、わからずじまい。
出てきたのは干支の丑の置物や、
丑柄のちりめん刺繍の巾着袋、ハンカチ、
宝づくしのソーイングセットなどなど、井澤屋さんらしい和小物。
元々は駄菓子屋さんとかで、
子供のオモチャなどを入れて売られていたのだとか。
和菓子屋さんなどでは大小サイズ3,000円~5,000円ですが、
こちらは1個7,700円。
お高めでしたが、中身は9,000円以上のものが入ってました。
福袋のような感覚ですね。
子供の頃から「あれはなんだろう?」と思っていたので、今年は購入できて嬉しいです。
それに、ちびちゃんが丑年なので、
丑の小物はうれしいこと ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
ばぁばバカ全開中です。