この夏、何度か「今夜咲くよ!」と友人から連絡をもらっていたけれど、

なっちゃんの寝かしつけの時間だったりで、一度も見られなかった月下美人。


昨夜は、今年最後の一輪が開花するという。

それも「今夜の花は大きいよ」


友人宅は車で20分ほど。

こればかりはなっちゃんのご機嫌しだい。


さて、夜になり。

6時半「咲き始めたよ」とLINE。

早めに、なっちゃん、入浴。

着々と行く気満々で準備に移る。


7時半「今、このくらい。もう、いつでもいいよ」

やり取りしながら、

なっちゃんはというと、ランランランとご機嫌さんで眠そうな気配なし。


というわけで出かけてきました!

月下美人さんと初めての対面です。



午後8時過ぎ。

ふわっと浮かぶような花が一輪、室内に佇んでいました。



午後6時半頃に送られてきた蕾の写真。

これが膨らんできて「今夜咲く」って、わかるようです。



午後7時半頃


そして午後8時過ぎに到着すると









純白なのに妖艶な姿!


花弁の一枚一枚がベルベットのような、

シルクのようななめらかさです。


「香りは伝えられない」といっていたので、思いっきり香ってきました。


満開に近づくにつれて少しずつ強めに。

やはり、どんな香りか言葉が見つかりません。


バラとかカサブランカ、ラベンダーといった強い個性的なものでなく、

だからといって菊のような香りでもなくて。

すんと儚げな。香りというより漂っているという感じでした。



なっちゃんの頭と同じくらいの大きさ。

引っ張らないよう気を付けつつ、細い雄しべ?みたいなものが気になる様子。


幻想的な花を前に、うれしい一夜になりました。


ちなみにですが、

翌朝、咲き終わりの花軸は湯がいて三杯酢で戴くらしいです。

ちょっと驚き!