Rivageの中村です

今回は
「結婚指輪において、
日本はプラチナ、ヨーロッパではゴールドが主流(人気)なのはなぜか」
についてお話します


La bague au doigt / Raphael Goetter
近年、日本でもゴールドの結婚指輪が増えていますが、
少し前まで、日本では
「結婚指輪」といえばプラチナでした。
その重量感と重厚な輝きに加え、
「純粋無垢」「ピュア」「高貴」といった
プラチナのイメージはブライダルにぴったりです

さらに日本

「いいものはプラチナで作る」という考えが広まっています。
しかし、
宝石貴金属の長い歴史を持つヨーロッパでは
一流のジュエリーショップのほとんどがゴールドです。
もちろん、ブライダルリングもゴールドが主流です。
「プラチナが一番いいんじゃないの?

と驚かれる方もいるかもしれませんね。
結論から言うと、
プラチナもゴールドも素晴らしい素材です。
ではなぜ、日本はプラチナ、欧州はゴールドが主流になったのでしょうか。
それは文化的・歴史的な背景に由来しています。

大正時代、日本のジュエリーが大きく栄えた時代に
ジュエリー先進国であるヨーロッパはアール・デコの時代で、
プラチナジュエリーのブームがありました

日本でもそれに習い、
プラチナジュエリーが大きく取り上げられたのです
また、「わび、さび」を重んじる日本の国民性が
ゴールドよりもプラチナの
静かでしとやかな輝きを好んだのでしょう


一方、ヨーロッパでは、
その後プラチナが使えなくなる時代がありました。
それは、戦争の時代です。
プラチナは大切な軍事物資だったのです。
そのため、戦争になると
ダイヤモンドを留める白い金属であるプラチナがなくなってしまいました

そこで登場したのが、ホワイトゴールドです。
金に白い金属を混ぜることによって、
プラチナの代用品として発明されたのが
ホワイトゴールドでした。
その後、戦争が終わり、プラチナが自由に使えるようになっても
ヨーロッパでは、ジュエリーといえばゴールドが主流であり
白い金属といえばホワイトゴールドが使われるようになったのです。

日本ではプラチナ、欧州ではゴールドが主流になった理由は
この他にも諸説あります。
ネット上で多くの記事が書かれているように、
「プラチナが一番いい」「結婚指輪にゴールドは良くない」という時代も
かつてはありました。
しかし、現在は技術の向上により
「こちらの素材の方が絶対にいい」ということは言えなくなっています。
プラチナもゴールドも素晴らしい素材です。
ですから、
「このリングデザインには、こちらの素材がいい」
「自分の肌の色には、こちらの素材がいい」
など、様々な可能性を考えて、ぜひ指輪選びを楽しんでくださいね

Rivageの結婚指輪は、
水の透き通った爽やかなイメージを表現するため
全てプラチナでお作りしています。
プラチナの白い輝きが、
熟練の職人の繊細なカットによりさらに美しく輝く結婚指輪です。
気になった方は、
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