2021GW前編4月26日~4月28日 | MOONLIGHT EXPRESS ムーンライトエクスプレス

2021GW前編4月26日~4月28日

前回のブログに書いた通り僕の今年のゴールデンウィークは4月28日~5月5日なんだけど4月26日に早退したのでその日から日記をまとめたいと思う。

【4月26日月曜日】

終業中に母からLINEが来た。

母はこの日福岡から大分に帰って来ていて昔務めていた職場の人と昼間から食事会をしていたのだ。

今電車で僕の家の最寄りの駅に向かっているけど「むし湯」は何時までかな?間に合えば今日入りたいと言ってきた。

僕は上司に早退を申し出て15時45分に会社を出た。

家に帰る前にスーパーで黒ラベルの350ml缶を1ダースと氷結レモンの500mlを1本購入した。

母親は僕の家で待っていて、温泉の準備をしジディを残して鉄輪温泉のむし湯に僕の車で向かった。

鉄輪温泉の共同駐車場に車を止め歩いた。

むし湯で値上がり前に買っておいた回数券を渡し男女それぞれに分かれた。

男湯は僕しか客がおらず短パンとTシャツに着替えてむし室に入った。

薬草を敷き詰めたむし室は温度がとても高くなっていて、係の人は僕が入る前にしばらく戸を開き熱を逃がした。

それでも室内はとても熱く所定の8分間でむし室を出た。

以前は4分追加してもらっていたが、室温の設定が高くなったのか時間の追加の必要がなくなった。

母を待つ間二度目の温泉名人になるためのスパポートにスタンプを押した。

母も最初の8分間で出たと言っていた。

温泉を出たその足で日出の壱番鶏に唐揚げを買いに行った。

母が色々な食材を作ってきたとの事で、骨なしのモモを300gと手羽先を6本、軟骨を100g、砂肝を100g購入した。

家に帰って母とジディと3人で酒盛りをした。

母は主に筍を使った料理と魚を持って来ていた。

唐揚げはオマケしてくれて注文した量よりかなり多かった。

僕と母はビールを飲みジディは柚子酒をソーダで割って飲んだ。

酒はどんどん進み大量の食べ物もモリモリ食べた。

宴会が終わる頃にはすっかり酔ってしまった。

21時頃には僕はソファーで横になった。

【4月27日火曜日】

早く寝たので日が変わって0時を過ぎて目が覚めた。

テレビを見たりグズグズしていると2時頃母も起きて来た。

僕はツタヤにDVDを返しに行ったり、お茶を煎れて母と飲んだりしているうちにすっかり目が覚めてしまった。

朝日が窓から差し込んで来たので、近くの漁港に日の出を見に行こうという事になり、歩いて向かった。

朝日が昇る前に間に合い、日の出とともに母の写真を撮った。

ジディが起きる前に柴石温泉に車で向かい開場を待った。

母の来別に合わせてたくさん潮トマトを頼んでいたが忘れていたと言われ、明日持ってくると常連のおばあさんに言われた。

おばあさんはしっかりしているが88才なので忘れる事もあるだろうと思った。

メモをすればいいのになと他の常連の人と話した。

トマトは翌日に持って来てくれるとのことだった。

僕はいつも通りさっと湯からあがり母を待った。

母の温泉は長湯なので仕事があるので今日は早く出てと頼んでおいた。

だからそんなに待たずに母も出て来た。

家に帰るとジディが朝食の準備をしてくれた。

眠りの浅いジディは僕らの話声であまり眠れなったそうだ。

朝食を食べて朝の連ドラを見ていつものように会社に行った。

前日はビールしか飲まなかったのに頭が痛くて二日酔いだった。

頭痛に耐えながら仕事をこなした。

ジディもその日は午後の仕事で、母は妹のサエコちゃんと一緒に実家に帰ると言っていた。

仕事から戻り母と一緒に急いで電車に乗った。

この日は母親の誕生日のお祝いで飲みに行くことになっていた。

義父は母をほとんど外食に連れて行かないことから母とジディと僕でそれぞれの誕生日に美味しいものを食べに行こうと決めているのだ。

電車に急いで飛び乗ったが18時19分だと思っていた電車が18時26分の発車で大分待たされた。

母は昼に履いていたパンプスが小さくて靴擦れが出来たと言い、僕が持っていたキズパワーパッドを貼ってあげた。

仕事が終わったジディはデパートで時間を潰していると言い店の近所で合流した。

この日予約していた店は竜といつも誕生日に行く居酒屋「きんたろう」。

当初大分市の焼き鳥屋を予約していたがコロナを避けるために店を変更した。

僕らはカウンターに母を真ん中に腰掛け肉料理を中心に色々注文した。

僕ら以外には一組しかおらず奥の座敷に水商売らしきおばさん2人とその客らしきおじさん2人が入って来た。

水商売のおばさんは店に入るなり暑いのに鍋なんだと火にかかった料理を見て文句を言った。

その割に自分の店に移る時には鍋ごと料理を持って帰った。

僕らと入れ違いにガラの悪いおじさんが出ていき、〇〇という奴が金を取りに来るからといって数万円を店主に渡した。しばらくして若いぶっきらぼうな男がお金を取りに来た。

料理はどれも美味しかったが、コロナの影響か従業員の女性がいなくなり、店主一人で回すためサービスが行き届いていなかった。

名物の馬刺しも量が極端に少なくなりタテガミもついておらず残念だった。

前日の夜、従弟のこうちゃんがホンダのクレジットカードに入って欲しいと連絡がきていて仕事終わりに別府に来てもらう事になっていた。

母はこうちゃんを親戚の中でも特に可愛がっていて、旦那にこうちゃんの所で新車を購入させたり、保険に数件加入していたり、JAFに入ったりこうちゃんのノルマに貢献していた。

前日にこうちゃんからは全くお礼をされたことが無いのよと残念がっていた。

それを思い出しこうちゃんにコンビニのお菓子でいいから母に何か誕生日プレゼントを買ってきてとお願いした。

こうちゃんは今から出ると言って40分経っても会社を出ていなかった。

こうちゃんはいい子だけど彼の母親のさえこちゃんに似て時間にルーズなのだ。

こうちゃんが本当に会社を出るという頃には食事もすっかり終わっていたので、持ち帰りでおにぎりと唐揚げを作ってもらい店を出て待った。

会計は大分のクーポン券で支払った。

途中、こうちゃんから誕生日プレゼントを何も買っていないとLINEが来たので遅くなってもいいから何か買ってきてと頼んだ。

母のこうちゃんに対する残念な気持ちを解消するいい機会だと思い、母の持つその気持ちはこうちゃんにとってもマイナスだと思ったからだ。

しばらくしてこうちゃんにデパートの前でピックアップしてもらった。

こうちゃんは心のこもっていない形ばかりの謝罪をした。

家に着くとスーツの上着を脱いで、こうちゃんはおにぎりと唐揚げを食べた。

僕が促すと母に誕生日のプレゼントと言ってコンビニで買った山田養蜂場のバームクーヘンと僕たちにと値引きされたタイ焼きとどら焼きを渡してくれた。

母は思いの他喜んだ。

次の日に僕らの話を聞いていたようなタイミングでお菓子をくれたねと言っていたので、僕がこうちゃんに頼んだことはバレていないようだった。

こうちゃんはお喋りでいつまでも話が止まらないので中断して帰ってもらった。

僕らも早々と寝ることにした。

【4月28日水曜日】

この日は6時に起きた。

この日は母の誕生日の当日だった。

ジディも早く起きてきて母に誕生日おめでとうと伝えた。

僕と母はこの日も柴石温泉に行った。

常連のおばあさんはこの日はきちんと潮トマトを持って来てくれていた。

僕は有給を取っていたのでこの日はゆっくりした。

母は1時間ほど温泉に入り、僕は普段入らない露天風呂に入り、全身をゴシゴシ擦った。

前日の飲み会では二日酔いにならないよう酒と同量のウーロン茶を飲んだ。

そのおかげで全く二日酔いにならなかった。

温泉帰りに荒巻商店によって柏餅を中心に和菓子を母と義父に買ってあげた。

義父は和菓子が好きだそうだ。

義父は赤飯も好きだという事を忘れていて、荒巻商店の名物の赤飯を買い忘れた。

温泉から帰り、前日こうちゃんが買ってきたホールのバームクーヘンに「6」と「9」のローソクを挿して火をつけてハッピーバースデーソングを歌った。

この日母は69歳になった。

バームクーヘンに加えて、こうちゃんの持ってきたタイ焼きを食べた。

ジディのもらってきた友永パンも一つずつ食べた。

残ったバームクーヘンはせっかくこうちゃんからもらったから箱に戻し母に持って帰ってもらった。

お昼には母の好物のピザのお店を予約していた。

お昼まで僕らはゆっくりした。

11時半に店を予約していたので11時過ぎに家を出た。

一度しか行ったことが無い店だったのでナビに従った。

新しい車の後ろに乗ってみたいとジディが後部座席に座った。

母は遠慮していると思い私が後ろでいいよと言うので、僕はジディは後ろの乗り心地を試したいんだよと説明した。

この日予約した店は「花民」。

ジディの仕事のレストラン調査で訪れた事で知った店だ。

女性オーナーシェフ一人で切り盛りしている。

気取らなくて、リーズナブルで、美味しいピザを出してくれる。

一度で気に入り母を連れて来たいと思っていた。

ここでドイツのノンアルコールビール「ヴェリタスブロイ」を知ったのだ。

客は最初僕らだけだった。

後に一人でピザを食べに来た常連らしい男性が入って来た。

僕らは「クアトロフォルマッジとマルガリータのハーフ&ハーフ」と「アンチョビとブロッコリーのピザ」と「春野菜のカレーピザ」を注文した。

全てドリンクとサラダのセットで食後にホットコーヒーを頼んだ。

僕と母はヴェリタスブロイを注文し冷えたグラスで出してもらった。

僕らは4種類のピザをペロリと食べた。

併設するギャラリーで母の昔の陶芸仲間「かわさき じん」さんの作品を売っているのを見かけ、母はオーナーとじんさんの話をした。

じんさんはオーナーの同級生だそうで中庭のオブジェも彼の作品ですと案内してくれた。

僕はじんさんの名前を覚えていなかったが彼が作ったビアグラスで飲むビールがとても美味しかったことを思い出した。

ゴールデンウィーク期間にトキワデパートの本店で個展をやっているとの事なので見に行こうと思った。

僕らの自宅に戻り、そのまま母は福岡に帰った。

帰る前に母の車の狂った時計を合わせてあげた。

合わなかったパンプスの代わりにジディのオールスターを母は履いて帰った。

週末にすぐ母の家を訪ねるので問題なかった。

母が帰った後いつも調子を崩してしまうのだが今回はそんな事はなかった。

とても充実して楽しい時間を過ごした。

僕はプールに泳ぎに行き、ジディはゆめタウンで待っていた。

夕食に何を食べるかという話になりジディが「くら寿司」に行きたいというので賛成した。

出来たばかりの別府のくら寿司は多少勝手が違うがいつもの調子で食事が出来て満足した。

幸先の良いゴールデンウィークの始まりだった。