映画「ようこそ映画音響の世界へ」
子供の頃から映画が好きで映画の世界に憧れていた。
映画監督になりたいと漠然と思っていた。
大学進学の時に映像情報コースのある大学に進んだ。
ただ日芸や日本映画学校のように映画製作を専門に学ぶことはなかった。
僕は未だに映画を作るテクニックについてほとんど知識がない。
この映画を観て音響が映画にとっていかに大事か勉強になった。
音響の歴史から語られていたが勉強するという堅苦しい事ではなく、僕が夢中になったあの映画がどのように音響によって素晴らしいものになるか、その科学技術が魔法のように魅せられた。
多岐にわたる巨匠たちが自分たちの映画がいかに音響効果によって出来上がるのか、音響の大事さを語っていた。
この映画を観ながら手品の種明かしを見せられているような気持になってワクワクした。
映画人たちの映画愛をとても強く沢山感じる素晴らしいドキュメンタリーだった。