映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」
昔の彼女にあなたのリベラルな所が好きだと言われたことがある。
僕は果たしてリベラルなのかな?そんな事を考えたこともなかった。
市議会議員になった知り合いに選挙に勝っておめでとうと伝えた。市長を目指すの?と聞くと、ハッキリとは言わないがそうだという意思を示した。
一期目の市議会議員になった人もとうぜん市長を目指すのだ。
政治とはそういう世界だ。
この映画は小川純也という香川県出身の政治家を長きに渡って追ったドキュメンタリーだ。
小川さんは理想に燃え、熱い政治意識を持つ青臭い政治家だ。
50に迫る年齢なのに若々しく、昔から変わらないように見えた。
人が応援演説をしてくれたら人目を憚らず涙を流す人物である。
両親や妻子もその気持ちを心から応援しているように見えた。
まっすぐな生き方は政治家に向いていないんじゃないかと多くの人に思われる。
五万円に満たない賃貸の部屋に家族で住む。日本一安い家賃の政治家じゃないかなんて笑っていた。
政党に振り回され、上手に立ち回れないところもある。
この人がなぜ総理大臣になれないのか?という質問には様々な明確な答えが思いつく。
ただ、総理大臣になれなくても、活躍して欲しい理想的な政治家だと思った。
映画を観ている間、途中からリアルなヒーローを観ているような気分で小川さんを応援していた。
どんなに目がなくても総理大臣を目指し日本を良くしようという気持ちは変わらないで欲しいと思った。
