週末5月23~24日
【5月23日土曜日】
朝、5時40分の目覚ましで起きて、いつも通りウォーキングに出掛けた、途中お腹が痛くなり困ったけどなんとか難を切り抜けた。
家に帰るとジディがいつも通り朝ごはんを作ってくれた。
いつも僕の朝ご飯はご飯・味噌汁・納豆が基本なんだけど、時間のある週末はちょっと手の込んだ朝ごはんを作ってくれる。
この日は、きのこの炊き込みご飯と焼き鮭と味噌汁、それにデザートにメロンを切ってくれた。
食後準備をして大分市の商業施設パークプレイスに向った。
一番の目的は格安眼鏡ブランド「JINS」で注文した眼鏡にPCレンズを入れてもらう事だった。
僕は長年「JINS」の眼鏡を愛用している。後発参入ながら色々なアイデアで他にはない眼鏡を手ごろな価格で売っているのが気に入っていて、ブルーライトカットのJINSスクリーンと色付きレンズを磁石で普通の眼鏡にワンタッチで付けられるJINS SWITCHの二つを使っている。
会社用のJINSスクリーンの塗装が洗いすぎで少し剥げてきたため、買い替えようと考えていた。
ちょうどステイホームの支援で、ネットで買えばブルーライト加工費用:五千円が期間限定で無料になるキャンペーンをしていたので購入した。
今の眼鏡の度数で不都合はなかったのでネットで度付きレンズをオーダーしても良かったが、せっかくだから店頭で調べてもらうこととした。
オープン前に並び開店と同時に入店した。案内をされていると若いカップルに順番抜かしをされた。
このカップルはマスクをしておらず、待合の席において大分でコロナ対策のマスクなんて馬鹿らしいなんてことを彼氏が彼女に吹聴していた。彼はマスクの効果や意味なんて分かってないんだよとマスクをしている人を見下す発言も隣の僕に聞こえるように言っていたので、注意しようかとも思ったけどモラルを人に説くほど自分もマスクの効果なんて分かってないので無視した。
話から漏れ聞こえるところによると高校生か大学生のカップルらしく中々の美男美女だった。見た目が良くても馬鹿そうな行動に残念な気持ちになった。
僕の番になり視力を測定してもらい、所有している眼鏡二つの度数も確認してもらった。
老眼が進んでいる訳でもなく、これまでの眼鏡の度数で問題ないという事になった。
レンズの在庫がないので1週間時間がかかると言われたのでフレームを預けた。送ってもらおうかとも思ったが、ジディがお気に入りの商業施設なのでまた来ることにした。
僕が眼鏡屋にいる間、ジディはお目当ての雑貨屋や食料品店やドラッグストアを見て回った。
スマホをジディが忘れていたので、外のアウトドアの椅子を待ち合わせにし、僕はしばらくラジオを聴き炭酸水を飲みながら待っていた。
待たせたお礼にスタバでキャラメルマキアートを買ってくれた。
ダイソーでいくつか買い物し帰路に就いた。
当初、ジディは吉野家の牛丼が食べたいと言っていたが、別府のインドカレーのお店「クミンシード」の気分だと心変わりを伝えてきた。
お昼を少し回って到着したので、僕らがお目当てのランチセットが売り切れだと言われた。
ランチセットは2種類のカレーが選べて、ナンとインドの薄焼きせんべいと飲み物がついて千円なので大変お得なのだが、隣の席の分で終了したようだった。
僕はいつものチキンカレーを大盛で、ジディはシーフードカレーをちょっと辛めにして欲しいと注文した。
途中、4人組の男性が入れますかと来たので、4人席に座っていて僕らが2人席に替わりましょうかと進言したが、その必要はないと手振りで制された。
僕はこの店は相変わらず商売っ気がないんだなと思った。
僕らは奥さんの接客の愛想の悪さを話題にすることがあり、客に沢山来て欲しいというより、自分たちのやりたいようにマイペースで商売をしたいんだという姿勢を感じることが少なくなかった。
接客に熱心でなくても、間違いのない味に納得して多くの客がついているこだわりの店だと思う。
この日も僕はチキンカレーの味に大変満足した。
別府は今カレーブームで沢山の趣向を凝らしたカレー屋が存在するけど、僕の中でナンバーワンはクミンシードでそれは昔から変わらなかった。
いつ食べても間違いない味を極めていると思っている。
しかし、この日ジディはあまり満足していなかった。
その大きな理由としては具材が不満で、ジディの好きな海老がこの日のシーフドカレーには入っておらず、入っていたタラも食べなれない魚で美味しくないとのことだった。
食後、家に帰りつき僕はソファーで昼寝をした。
17時に起こされ夕食を食べた。
メニューは「辛ラーメン」に卵を落とし、納豆とキムチを加えた簡単なものだった。
ちょっとゲテモノっぽいメニューだが僕は昔からこれが大好きで、事あるごとに食べている。
夕食後、ブルーバードに映画を観に行った。
車を別府の商業施設「ゆめタウン」に停め、僕が映画を観ている間、ジディは買い物をしながら待っているのだ。
映画は主演の「のんちゃん」目当てかブルーバードにしてはお客が中々入っていた。
映画を観終わるとジディが同僚と映画館の前で待っていた。
聞くところによると、ゆめタウンはスーパー以外の専門店が7時に閉まってしまって、退屈だから偶然出会った同僚と待っていたとの事だった。
同僚の女の子はコロナの影響で地元の東京に6月には戻ってしまうという事で、偶然最後に会えてよかったと別れを惜しんでいた。
その後、僕らは帰路に就いた。
【5月24日日曜日】
この日も朝早く起きてウォーキングをして、柴石温泉に入った。
家に帰ってかなりお腹がペコペコで少しイライラしながら待っていると、ジディがピザトーストと食パンに玉子を落としマヨネーズをかけトマトとハムをトッピングしたトーストを作ってくれた。
玉子を落としたマヨネーズトーストは最近の定番でここ数週間は毎週食べている気がする。
食事を済ませると、近くのホームセンターにハーブの木が売っていないか見に行った。
僕らが言ったグッデイというホームセンターは日本に住んで6年目だけど初めて来たとジディははしゃいでいた。
ただ目当ての木はなかった。
代わりにジディが僕に散歩用のあごひもがついたハットを薦めてくれた。
僕はお気に入りのバケツハットを風に飛ばされたことを後悔した事があって、帽子とシャツを繋ぐコードを購入していた。しかし、いちいち留めるのがめんどくさかったので、あごひもがそもそもついている帽子が欲しいと丁度思っていた。
僕のバケツハットの1/3ぐらいの値段だったので手ごろだったし、ジディが半分出してくれた。
ホームセンターから戻る時、僕が日出の「香乃泉」のうどんが食べたいと誘ったが、ジディは乗ってこなかったので一人で行くことになった。
開店してすぐに店に入ると20席ほどあるカウンターだけの席はいっぱいで、壁際にたくさん人が並んで待っていた。
カップルや家族連れでみんな待っていて一人で来ているのは僕だけだった。
おかげで一人席が空いた時にごぼう抜きでその席に案内された。
僕はいつもの煮込みぶっかけの大盛とごぼう天の単品を頼んだ。
大将が一人でうどんを茹でているので、席に座ってから待つ時間が長かった。
ようやくうどんが到着すると食欲に任せてもりもりとうどんを食べた。
会計の時に女将さんに「あらマスクをしているから誰かわからなかったよ」と声を掛けられた。
本当に久しぶりなのに覚えてくれていて、気にしてくれて嬉しかった。
家に帰ってラジコで毎週聞いている「松岡茉優のマチネの前に」と「新米記者、松本穂香です。」をだらだらと流した。
そのうち、もう出かけないということになり、ジディがパークプレイスで買った「マノーラ」の「ガーリックシュリンプチップス」と僕が昨日ブルーバードに行く前に買った「塩月堂」の「ゆずピール」をアテに焼酎ソーダを飲み始めた。
ゴールデンウィークに家で長い間ゆっくりしたので、土日の休みがあっという間だった。
6月からジディの仕事が再開するのでこんなに二人でゆっくり出来なくなるのが寂しい。