帰宅時間が次男と重なったので、散歩に出た。幸い雨は止んでいる。
 アスファルトを踏みしめる感触が心地よい。

 抗がん剤点滴の翌週に痺れが襲うパターンが六月から続いている。
 前回は、左手が上がらなかった。今回は右手に力が入らなかったり、右足が痺れたり。週末になっても変わらない。

 痺れが高じて、階段の段差に気づかない人もいるんですよ。
 看護師が教えてくれた知識が頭をよぎる。

 地面を踏みしめる感覚を今のうちに楽しみたい。
 大げさだなと思う。大げさであればと思う。


 最近曲を作るペースが速くなってきた。

 ① パソコンの買い替え

 ② アレンジのシンプル化

 ③ 心境の変化

 ①について言うと、以前はアレンジが決まったら、いったん全てのトラックをオーディオデータに書き出して、それをミックスしていた。

 今は最終アレンジから直接2ミックスを作成し、そしてマスタリングという工程なので、だいぶ早くなった。

 ②は、当然作業量は減るし、音数が少ないので、ミックスもしやすくなった。結果、時短につながっていると思う。

 そして、一番大きな要因が③だ。

 六月に強い痺れが襲ったとき、やがて痺れて動けなくなる自分が見えた気がした。

 仕事でも、趣味でもパソコンにかなり依存している。腕が動かなくなる前にできる限りのことをしたい。

 曲作りでは、ドラムパート以外、キーボードで手弾きしてその後修整を繰り返している。マウスでポチポチは性に合わないので、このやり方が維持できればなと思う。

今日の一曲です。

いったい現実を把握している者はいるだろうか? / シカゴ
Does Anybody Really Know What Time It Is? / chicago