癌告知から半年

この半年の

感情の起伏は自分なりに

客観的に見て面白いので記録することに。



まず告知(7月末)

その瞬間自分の頭の上を会話が飛んでいて

自分の事なのに決して自分の事ではない様な

不思議な感覚だった。
(自分の頭の中を通過していない会話と言う感覚)


その後1ヶ月の入院生活は早く退院したくて

とにかく優秀な患者を演じた。(検査と3回の抗ガン剤)
(愛犬マシューに早く会いたかった)(8月)


自宅に戻り

なぜ私が。。。???と言う思いが

頭をグルグル

被害妄想状態

家族も第二の患者、多大なる影響を

受けていた。(9月)

特に同居の娘は私の気持ちに同化し

可哀想なぐらい心を痛め、また身体にも支障をきたし病院通い。

結局精神的なものが大きいのだが

どこかしら調子が悪い状態がずっと続く。(現在も)


私は本を読み食事療法、自然療法等学び

一生懸命になる(10月) 少し前向き

スロージューサーを購入し酵素ジュース作り。

玄米菜食を徹底する。


ところが段々鬱に。。。

死への恐怖が

増大し心の平常心が保てない

(どっぷり悲劇の主人公になる)

これではいけないと

英語の勉強をIPhone アプリではじめて

時間を何かしらで埋める(11月) 


他にも新しい事をと模索する

ペン習字を申し込み、また笑いを求め

吉本新喜劇を初めて観に行く

また元の職場の方々と会うなど精力的に出掛ける(12月)



1月は以前から考えていた2月にセカンドオピニオンを受けよう!と言う計画もあり

何となくそわそわしながらも

精神的には随分落ち着いてきて

色んな方のアドバイスも得て

寿命は自分で何とかするもの、なるものだ!と

漠然と確信したりする。(1月)

本も沢山読みプラス思考に持って行き

笑いを追求するべく録画してはチェック


本来音楽ならバラード、笑いはシュール、

悲しいものに浸るのが好きだった私が

単純思考に切り替えもした。









今まで何でも調べていたインターネット検索は

今回の病気については封印した。

インターネットのプラマイは

十分わかっているつもりなので

(精神的に)プラスになる事だけを取り入れたかったから。

それでも時々は覗いて落ち込んだけれど。

同病者はどんどん亡くなっていく。

それが膵癌の現実だ。


そんなこんなのあっという間の半年だが

感情の起伏はかなりあり

時と共に落ち着いてくると言うのも

事実なのだった。

人間はいつも同じところにはいないものだ。

上がったり下がったりだけれど

それでも少しずつ変化している。 




そして現在の心境は次回に。

セカンドオピニオンの事も。



{6B1E25A6-20ED-4904-BC0B-0D7D245D141D:01}