と思えるのは、なかなか難しいですね。
でも、こうやって思える日が来ると、もう寛解はすぐそこまで来ていると言っていいのでは?
と自分をなだめています。
病気になってよかったな!と思える瞬間。
わたしの場合、生活の中で、『何か違う』人にぴん!と来るようになりました。
詳しく聞いてみると、たいてい「病気を克服した」人です。
こういう人々はとっても不思議です。
世俗的なことに全く興味を持っていないのです。
それから、自分のことにも興味を持っていません。
関心があるのは、周囲や社会のこと。
自分のことなんて、客観的にみればあんまり重要な存在じゃないということは、まあ病気になればいやでも気付かされますね。
病気を持っている人は面倒な存在。まあその良し悪しは別として、仕方がない事実です。
そうすると、自然と離れていく人もいます。どんなに、その人はもともとそういう人だったのだ、と言い聞かせようとしても、あまりいい気分ではありません。
それをみんな痛いほど経験しているから、治ってもスタンスを変えないのでしょう。
お金を持っていても、きれいに着飾っていても、何になるの?そんなことはあんまり健康とか幸せとかとは関係ないのよね、っていうことをニコニコして話してくれます。
念のため付け加えておくと、皆さんとってもとってもキレイな人です。でも、お洒落は対外的に必要だからしているだけ、血眼になってはいない。
でも、内面から生まれている充足感が周りを幸せにしている。家族がただ存在しているだけでありがたい、自分が働けることがありがたいなどなど。
わたしのような凡人には、こういう方々は生き仏のように見えますです。
「あら、コスパさんも同じ組の仲間よ!」
そうやって言われたのがなんとなくうれしいですが、でも、まだあの境地には立ててないなあ。
だから治ってないのよね。