リウマチ→ちょっとブレイクして昔を思い出す | コスパ重視のリウマチ共生計画

コスパ重視のリウマチ共生計画

関節リウマチ(RA)患者として通院しつつ、リウマチ民間療法も積極的にトライアル。リウマチは慢性疾患と言われていますが、治る気がしています。

今日は、ひさびさにリウマチをカミングアウトしました。


その人は、病気になる前、職場復帰後の2回しか会ってないので、すさまじい闘病を知りません。


昔の症状を説明していたとき、なぜかしみじみ感が沸きました。


まず、窓が開けられない、ドアノブが握れない、次に包丁がだめになった、荷物がもてなくなった、傘がさせない、ペットボトルの前で悩む、そしてだんだん起き上がれなくなり、寝たきりとなり。


などなど。


あーー何度思い出しても涙が出る。


そして、慌てふためいて、長年病人の方に相談すると


「大丈夫よ、そのうちお薬が効いてきます。」


本当なの!これが続くんじゃないのかしら!と不安だらけになったものでした。


結局、悪い状況は、合うお薬にめぐり合うとかなり精神的に落ち着きます。


待合室に行っても、病気になったばかりの方が、


「カーディガンが着れないんです、わたしどうしたらいいのでしょう。」と泣いておられました。


周囲の方が、口々に「大丈夫。」と言ってましたが、これは皆さん経験があるからなんですね。わたしもカーディガンを前にして、1時間ぐらい悩んだことがあります。悩んでも着れないのにね。


そしてある程度症状が落ち着いたら、今度は生活の見直し。結局自分の生活は誰も責任を持ってくれません。

もっと言えば、病気にも責任をもってもらえない。


だから、自分で何とかするしかないのです。


これは孤独だった、本当に孤独だった。泣いてばっかりで。暗い、暗すぎる。


でも当時の自分にアドバイスするとしたら、


「もうちょっと楽しく過ごせばいいのに。もちろん悪化はしてるかもしれないけど、自分次第よ。よくリウマチ犬を観察して。」


と言いたい。リウマチ犬がいつ暴れるのか、リウマチ犬が嫌いなものは何か、ぜんぜん関心がなくて、文句ばかり言っていたのは、いま考えても恥ずかしい。


リウマチ犬をよーく観察するとパターンが見えてきます。


何時に悪化するのか?前日に何をした?前日に何を食べた?天気はどう?


それがうまく付き合うコツであり、すべての始まりなのでした。