私はコラーゲン溶解ブロック療法サプリでリウマチが完治しました。

今現在、リウマチと闘っている方、ぜったいに絶対に諦めないでください。

 

2013・9・5の「リウマチ・腸・リーキーガット症候群ふたたび2」で

リウマチと歯周病についての河北正歯科医師のことそしてカンジダ菌

のことを書いたのですが、この8月に新聞紙上で「歯周病で関節リウマチ悪化」

という記事を読みました。それによりますと

「口内の歯周病菌が、胃などを経由して腸に届き、腸内細菌のバランスに影響

を与え、関節リウマチを悪化させるメカニズムの一端を、新潟大や理化学研究所

のチームがマウスを用いた実験で突き止め、このほど英科学誌電子版に発表した。

関節リウマチは、指や膝などの関節の骨に痛みや変形が生じる病気。

症状の悪化には歯周病が関係していることは明らかになっているが、詳細な

仕組みはわかっていない。

チームは2種類の歯周病菌を口中に投与したマウスにそれぞれ関節リウマチを

発症させ、菌を投与せずリウマチを発症させたマウスと比較。その結果、菌を

投与したマウスだけ手足の炎症を引き起こすタンパク質の量が増えていた。

新潟大の山崎教授は腸内環境の変化でこのタンパク質が増え、関節まで届いて

リウマチを悪化させるのだろうと推測した」というものでした。

 

まず、「リウマチの症状の悪化に歯周病が関係していることは明らかになっているが」

とありますが寡聞にして私はこの論が周知の事実になっていることは知りませんでした。

河北医師の論が受け入れられたのでしょうか?まあ、それは置いといて、もう少し

詳しくと新潟大の論文に入り読んで見ますと、

「飲み込まれた歯周病原細菌ポルフィロモナスジンジバリスが腸内細菌の構成を変化

させ関節リウマチモデルマウスの症状を悪化させた」そうして「腸内細菌叢の変化により

腸管免疫系がTh17優勢になり、関節炎の病態形成に重要な炎症性サイトカインIL-17

の産生を亢進させることを明らかにした」「歯周病を放置しておくと口腔内に腸内細菌叢

のバランスを崩し、全身の健康に悪影響を与える細菌が増えてくる」

Th17は私が何度も取り上げましたね。骨破壊に如実に関連してくるものですし、

生物学的製剤、アクテムラがターゲットにするものです。

(2013.3月5月の「リウマチ炎症骨破壊を参照して下さい)

でも、私は、ポルフィロモナスジンジバリスなんぞという聞いたこともないようなものではなく

カンジダ菌がこの辺に出てくるものと思っていたのですがねえ。

このポルフィロモナスジンジバリスと言う菌、実は「歯周炎の組織における絶対量は少ない」

のだそうですが「口腔のフローラ(細菌叢)を質的に変化させることにより炎症などの免疫の破

綻を引き起こす」ので、歯周病原細菌というのだそうです。

で、カンジダ菌です。次のような論文を読みました。

「歯周病というのは,歯肉に炎症がおきて膿が出たり,口臭がひどくなったりする病気です。

ひどい場合には歯がぐらぐらして抜け落ちてしまうこともあります。

歯周組織は歯肉や歯槽骨などからできていますが、歯肉部分に起きる初期の炎症を歯肉炎

歯槽骨まで及ぶものを歯周炎と呼びます(歯周炎は以前は歯槽膿漏と呼びました)

 

これまで、歯周病はポルフィロモナスジンジバリスという細菌によって引き起こされると考え

られていました。この細菌は嫌気性で酸素濃度が低いところで繁殖します。

歯と歯肉の間の隙間(これを歯肉溝といいます。いわゆる歯周病ポケットと呼ばれるもの)

は酸素濃度が低く、この細菌はここに多く住んでいます。この細菌が多くいるということは

歯肉溝がその生存に適しているからに他なりません。

(さーて、ここからですぞ、カンジダ菌)

しかしなぜポルフィロモナスジンジバリスが好む環境の歯肉溝が形成されるのでしょうか?

実は、カンジダがそもそもの原因なのです。

歯垢中のポルフィロモナスジンジバリスの生存率は1%以下です。残りの99%の常在細菌

が歯肉や口腔粘膜の表面に膜状に付着しているので、数の少ないポルフィロモナスジンジバリスは粘膜に付着できません。このことを微生物学的バリヤー と言います。

ポルフィロモナスジンジバリス単独では歯肉に進入していくことは不可能です。

カンジダが一次的に歯肉に進入して歯肉が病的な状態にならなければ二次的な細菌感染

(ポルフィロモナスジンジバリス感染)は起こりません。

 

カンジダが歯根の第一セメント質と第二セメント質の間に侵入すると、第二セメント質が

カンジダによって破壊され,剥離されてしまいます。その結果、歯と歯肉の間に隙間が広

がり、歯肉溝が深くなってしまうのです。溝が深いということは酸素が入り込みにくいという

ことであり、これはポルフィロモナスジンジバリスが生育しやすい環境と言えます。

 

ポルフィロモナスジンジバリスの除去は勿論大切ですが、そもそもの原因であるカンジダ

を除去しなければ意味がありません。

カンジダを除去し。第二セメント質が正常な状態になれば歯肉溝も浅くなります。

歯肉溝がなくなれば、ポルフィロモナスジンジバリスもいなくなります」

というものです。

 

これで、全てがリンクして来ましたねえ。

河北医師が歯周病の検査をすると圧倒的にカンジダ菌が多かったこと。

カンジダ菌を退治すると歯周病が治ったこと。

そうして、カンジダ菌が退治されるとポルフィロモナスジンジバリスも退治されること。

最初の新潟大の発見でポルフィロモナスジンジバリスが退治されると

リウマチも治癒の可能性が大きくなること。(少なくとも今以上に悪化が進みにくいこと)

カンジダ退治でリーキーガットも治癒の方向に進み、ミトコンドリアが元気になり、酸性体質が改善され病気体質から脱却できること。

 

リウマチを完治させましょう!!

(リウマチとカンジダ菌との関係などは「リウマチ・腸・リーキーガット症候群ふたたび」シリーズ

以降に詳しく書いていますので読んでみて下さい)

 

付録)

私は今でも善玉菌培養でアシドフィルスを時々呑むのですがその時は口中でカプセルから

粉末を出して、しばらく、くちゅくちゅやってから呑み込みます。これは口内のカンジダ菌を退治するためですね。

重曹水も体内の酸性化を正すために空腹時に時々飲みますが、重曹歯磨きの効果を書いているかたがいらっしゃったので引用を。

「重曹で3ヶ月ほど歯磨きをしたら、歯周ポケットはゼロ、歯も歯垢が付きにくくツルツルです。歯の健康には歯茎と歯の間に隙間や歯石をつくらないことが重要です。重曹歯みがきは歯垢や歯石を驚くほどきれいに取り除く効果があり歯と歯茎の隙間がなくなります。

「(注)重曹はカンジダ菌に有効とは言われますがこの例はまさにカンジダ菌に有効の例ではないでしょうかねえ)」

重曹歯磨きをはじめて5ヶ月したとき、歯が欠けたと思いましたが、よく見たら歯石でした。奥歯の真ん中にできた虫歯はたこかいかの肉片のようなものが取れて穴が空きましたが、いつのまにか修復され、虫歯や知覚過敏も治り歯茎が締まり歯茎と歯の隙間がなくなりました。

粘膜とか歯茎がよわっていて直接重曹の粉をつけて磨くと荒れる人は重曹うがいと歯磨きを同時にする(重曹うがい液を含んだまま歯ブラシをいれ、歯磨きをします)

重曹になれて荒れなくなれば重曹だけで磨きます」

重曹は実に有用性が多いですよねえ。

私は、今年に入って、鼻の横にいぼみたいなのがぽつりと発生しました。

「まあ、加齢で肌が弱ってきてしかたがないか」と放っていたのですがみるみる大きくなっていきます。で、ネットで調べて、「重曹とひまし油」混合の「カソーダ」と言うのを購入しそれをつけて治療したら10日ほどできれいに取れてしまいました。

「重曹、おぬしやるな!!」というやつですね。

(使用するのは食用の重曹ですからね)

 

2022年9月19日付録追加

「本発明は殺菌効果、増殖抑制効果にすぐれかつ人体に対する作用が温和で対人毒性がなく

口腔内の衛生状態維持のための口腔用組成物を提供する」として特許がとられている物があります。

実験では「ポルフィロモナスジンジバリスなどの歯周病菌に対して従来の抗生物質やペニシリン系の

物より生育阻害作用があることを見出した」とも。また、高齢者には致命的な誤嚥性肺炎がありますが、私は誤嚥したら肺炎になりやすいので誤嚥しないように気をつけなくてはと思っていたのですが

これは食べ物を誤嚥したときに一緒に呑みこむ口内細菌の緑膿菌やカンジダ菌、特に黄色ブドウ球菌

が原因となって誤嚥性肺炎を罹患するのだそうです。で、特許がとられている物はそれらの菌も殺菌

してくれるのだそうですね。それは何かというとイネ科の仲間でアロマのエッセンシャルオイル

としても使われる、パロマローザ、シトロネーラ、レモングラスだそうです。

私は効果とコスパを勘案してシトロネーラを重曹を付けた歯ブラシに2,3滴たらして使用しています。調子は良いです。