観劇直後にもblog書きましたが改めて書きます!
あと、かなりの長文です…
元々観劇に興味を持つキッカケをくれた人の言葉ですが
「舞台は役者とスタッフと見に来てくれたお客さんが一体になって創るもの」
自分自身は役者ではありませんがこの言葉にはとても共感の出来て、今回観た『鬼哭伝』にしても自分が感じたこととは別に同じく観劇した人でも違った見方や感じ方をしたら別の鬼哭伝になるんじゃないかっていう
最近ツイッターを復活させたのはそういった反応を見たかったのも理由のひとつです
いつも通りの前置きの長さ!
実は今回、石田三成役の役者さんからお知らをもらって行ったのと個人的に歴史上の石田三成が好きなので、小早川秀秋の話なのに石田三成サイドの目線でずっと見てしまってました
なので劇場に入ってパンフレットの歴史の補足を見て、石田三成って今回敵役?と思ったり、劇中に秀秋に対してキツイ言い方をしましたが特に後半に入る辺りくらいから不器用で真っ直ぐでぶれない芯の強さが全快に感じました
あと小早川家に赴いた際、出された茶を疑いもせずに飲んだのは史実にもある大谷吉継の話を彷彿させてかなりグッときましたし、三成が秀秋に自分を討ってくれと言ったシーンにいたっては息を飲んで観てて三成の覚悟、秀秋の葛藤を感じました
恐る恐る父の死因を聞く秀秋、病死だと思ってた三成だけどここで聞いてくるってことは何かあるのかと考えをめぐらせてるように感じた三成の返事
劇中に格好いいって思ったのは松野重元
「あなたの選択で冥福に落ちてもそれは正道だ」って台詞があった気がするけど、観ててゾクッとしました
殺陣のシーンでも秀秋の「教える人が優秀だから」って台詞は3回くらいありましたが数を重ねるにつれて言葉に重みを感じましたし、最後の方に秀秋と重本の殺陣のところは手に汗握るって表現がしっくり来る感じで見てました
言葉を使わない台詞を感じたのは波路の回想のシーン
古満姫に助けてもらうときに言葉で「助けて」と言うよりも先に心の中で「死にたくない、助けて!」と訴えてるように感じました
というか聞こえました(^_^;)
あと古満姫の心の強さも感じて、秀秋から離縁を告げられても取り乱さずに話を聞いたかと思ったら八重から「姫様は泣き疲れて寝てしまった」って台詞から離縁の話をされたときあまり感情を出さなかったけど辛かったんだろうと、でもその気持ちを押し止めて秀秋の話を聞いていたって思うともし鬼哭伝を2公演見てたら違った視点で見られたのかもしれない
ツイッターで観劇した人の感想見て感じたのは言葉が現代風だったこと
これは言われるまで気がつかなかったけど確かに某とか拙者って言葉は聞いてないかも
他には八重の台詞で舌打ちや波路に対しての暴言で和んだやクスッてなったとかも
書ききれないけど見る人によって感じ方が違ってくるのはやっぱり面白いし、観劇後の楽しみでもあるって思う
そしてそして!
今回やられたって思ったことがあって、パンフレットの黒田長政役の役者さんのコメントにあなたの視点がぐるりと変わるとき最終シーンがすごいことになってるって書いてあって帰りの新幹線でパンフレットを見返したらしてやられた!って思いました
言われてる通りすごいことになってたし冒頭とクライマックスで同じシーン同じ台詞があるんですが意味合いも重さも違って見えました
今回が初のifストーリーでしたが、個人的にこういう歴史があってもいいなと
いつもに増して長文ですが自分が感じた鬼哭伝でした
余談
戦国3部作って書かれてるのでもしかしたら3作通してのメッセージがあるんじゃないかと勘ぐってまして、こっそり秀秋の台詞にあった「私は古満の為に死ねるのか?」みたいな言い回しが花連鬼生伝と慚愧伝に出てくるのではないかと