私は世間でいう、就職氷河期に就職しました。
でも、実感として、いったい、就職氷河期とは実在する話なのだろうかというのが実感でした。
富山の大学というハンデもあり、応募した企業は5社でしたが、3社から内定をもらいました。
夏の公務員試験で合格して、結局、新潟県庁に就職しましたが。
私、その他大学のサークルの同期が異様に就職が強かったのにはカラクリがあります。
とりあえず、まずは、自分自身の経験をざっくりと記載してみます。
まず、初めに小学生の時から訓練すべき思考法があります。
かなり早い段階から、人生の落としどころを見定めて、そして、そのためにたった今具体的に何をやるべきか検討する、というのは数学でいう、帰納法的思考法と言います。理系の人は自然にその考えが身についていますが、文系の特に女の子は演繹的思考法の人が多いような気がします。
演繹的思考法ですと、努力の割には、わけのわからない結果にたどり着いてしまいます。
私は、小学生の時、新潟県工業試験場に見学に行き、将来はここに就職したいと考えたのは事実です。
その時、工業試験場の職員の方に、どうやったらここの職員になれるか聞いたら
「学生時代、がっつり運動やって体力をつけて、試験場に来てください。」
と、言われました。確かに、理系研究職というのは体力勝負です。
目標を立て、それを、成就させる。これは可能です。
目標は、達成可能な目標を立てます。勝算可能な目標を立てましょう。100%達成可能な目標です。
絶対に失敗は許されません。失敗したら、それは目標が分不相応か、努力不足です。
目標を立てた後は、長期目標、中期目標、短期目標を立てます。
具体的には、長期目標とは工業試験場の職員になりPh.Dをとることでした。
中期目標としては、そのために必要な最小限の学歴と運動部による実績でした。
短期目標としては、ソコソコの進学校に入るための日々の勉強と、部活でそれなりの成績を出すための効率的な練習でした。
中期目標は、トップ進学校ではなくて、それに次ぐ高校にしました。ここなら100%合格できたからです。
部活では生まれ持った運動神経が物を言いましたが、自分の立てた目標、県大会ベスト4入りは達成できました。
いずれも、あまり高度な目標を立てなかったので、挫折感なく、気持ちよく高校に進学できました。
ちなみに、高校に関しても、中学と同様の目標をたて、それなりの大学合格と部活での実績をあげました。
スポーツ推薦による、都内有名私立大学への話もありましたが、自分の行きたい分野の研究をしていなかったので断りました。
大学でも、勉強は最低限の単位を取得し、残りの時間はすべて部活と遊びに費やしました。
部活のOBも、就職活動では、「学業以外に頑張ったこと」をもっとも重視すると言っていたので、それを素直に再現しました。
結論を申し上げますと、高校入試、大学入試、就職活動は通過点に過ぎないので、そこで全力を出さないことです。
勝負は、社会人になってから、私の場合、どれだけ、研究実績を出すかにかかってきます。
社会人になってからの長期目標はとりあえず、査読付き学術雑誌に論文を10報出すことでしたが、意外にあっさりクリアーしてしまいました。昨年度、新潟大学からPh.Dももらいました。
高学歴の同僚で実績の上がらない人は、学生時代に燃え尽きてしまっている人が多いような気がします。
私の場合、学生時代十分に遊んだので、今は遊びなんかより、研究が楽しくてしょうがないです。
もう、今は、これ以上、絶対に達成すべき目標が見つからないので、ほとんど遊びで研究しています。
研究テーマもなるべく達成困難なテーマに挑戦しています。
ダメでもともとのテーマは気楽で楽しいものです。成功すればもうけもの。
学生時代の部活でも、相手が格下で絶対に負けてはいけない試合では負けたことがありませんが、ガチガチになり、結構しんどかったです。
一方、自分より明らかに強い相手には、意外に気楽に試合ができたものです。負けても怒られませんから。
話がおおきくそれましたね。
大学時代の部活の仲間は、公務員になったのは私だけですが、文系の人は二人は政府系金融機関の研究所に就職しました。JRの研究所に就職した人もいます。みんな、富山からの就職活動でしたので、多くても10社くらいしかエントリーしなかったと聞いています。
自分のしたいことを仕事にできたらそれはうれしいです。
でも、上手くいかなくても、やっているうちに面白くなるのも事実です。
日本は役人天国と言われていますが、それは事実でしょう。
公務員というのは絶対に職を失いません。
有休は完全消化はあたりまえです。年間の残業も1h程度です。
なぜかというと、財務省の官僚がほとんど東京大学法学部のキャリアで占められていて、自分たちに都合のように法律を作っているからです。その恩恵は、私のような、末端地方公務員にも与えられます。
もし万が一、地方公務員をクビにした前例をつくるとあっという間に、財務省官僚の立場も危うくなるので、法律を常に改正して、保護されています。
また、大企業というのも、政府から保護されています。
中小企業がつぶれても、ニュースにもなりませんが、大企業が経営危機に陥ると、関連企業すべてが危機に直面するので、政府介入で経営再建が行われます。
また、日本がつぶれるという話もスポーツ新聞などで、報じられていますね。
ギリシャのような小っちゃい国でも、つぶれると困るので、EU各国から支援を受けています。
もし、日本があぼーんしたらどうでしょう。
世界恐慌になりますね。
だから、IMFがちゃんと、日本の財政再建に協力してくれるわけです。
以上のことから、
公務員、大企業、に就職するのはもっとも安泰だと考えられます。
でも、世の中に絶対というのはありえません。
えげつないくらい、安全策を取りましょう。
私の場合、Ph.Dを取ったので、最悪、個人事業主としてコンサル業務もできます。
大企業に就職し、失職した場合も考え、資格もとっておく。これで、人生終了です。
まとめ
帰納法的思考で人生の落としどころを決めておき、それを達成すれば、何の問題もありません。
それでも、うまくいかないというのは、能力不足という甘えです。
参考資料
