Kさんは、辞める理由として、「給与が低いこと」が一番だと言っていた。
25歳だから、転職のラストチャンスだろうって。
かわいいし、自分に自信があったと思う。だからすぐに転職できると思ったんじゃないだろうか。
私も思ったし。
「私はお金がほしいんです!Nさんもお金欲しくないですか?」ってかわいく言ってたな。
貯金の話になって、私は「今貯金は500万円ある」って言っちゃった。(当時ほんとにその金額だったかは覚えてない。少し少な目に行ったのかもしれない)
Kさんは、しょぼ、といった顔で、「私は250万円ありますよ」と言った。
この年齢と勤続年数の差だからね、貯金額が250万円の差しかないって、確かに私の貯金額はしょぼかった
だがね、Kさんが辞めた直後から、会社のボーナスが大幅に増えた
月給はしょぼいままだけど、ボーナスが年々増えているので、年収もだいぶ増えた。
Kさんもそれが分かってたら、辞めなかったと思う。。。
当時、有効求人倍率は良くなってるって、ニュースで言ってたけど、事務職だけは0.5倍だったかな?忘れたけど、1を大幅に下回ってたと思う。
うちの会社は何かのスキルが身につくわけでもないし、Nさんは大卒ではなかったし、かわいくて、コミュ力あっても、具体的に履歴書に書けるものがなければ難しかったのだろうと思う。
もうだいぶ過去の話なので、今は結婚して幸せに過ごしてるだろうと思うけど。