今年42歳になる夫は後厄。今年の年頭、新年の挨拶回りの時のこと。雨上がりの某ホテルの下り坂のスロープで、ビールの大瓶6本を抱えて転倒ビールを庇い、無抵抗のまま尻餅をついた夫は尾てい骨を強打翌日は動けず、数日はロボット状態の散々な年始でしたが、考えてみれば夫は本厄。命に関わる事故でなくて不幸中の幸いでした
意外と信心深い夫と私。沖縄に来た翌年の前厄から2年連続で厄払いでお世話になっている沖縄成田山ですが、今年はなんだかんだで日程が取れず、とうとう節分が過ぎての参拝となりました。

正月もとうに過ぎている為かひと気の全く無い成田山。ちょうど桜が見頃です去年の御護摩やお守りを古札納め所に納め、本堂へ・・・。新しい御護摩と家族4人分の身代わりお守りに車用の交通安全のお守りに今年は私の自転車のサドルバック用に交通安全のお守りを新たに購入。締めて9000円也・・・なかなか痛い出費ですが、これで、家族の健康や安全を守れるなら決して高い出費ではありません。そして、お坊さんの案内で本堂に上がり、夫の開運厄除と除災招福のご祈祷をしていただきました。
この時期に厄除けすると、貸しきり状態でご祈祷していただけるというメリットがあります。我が家だけの為にお経をあげ、お護摩をたいていただけてなんだか得した気分。いつもは暴れん坊の息子達も手を合わせ、いつになく神妙な様子。約10分ほどのご祈祷が終了し、皆でおみくじを引きました。大吉の出た夫はご機嫌です。長男は中吉。次男は末吉。そして小吉の私のおみくじには「すべて控えめにして、ときの来るのを待つことです。身を守ることを忘れてはいけません。」との文字が・・・。「すべて控えめ。」これがなかなか難しい私の性格を見抜いたようなおみくじの文字精進します・・・。
時間を見るとまだ11時少し前・・・午後からの夫の仕事にはちょっと間があるので、成田山近くの「中城城址」へ・・・

中城城址は世界遺産に登録されている「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつです。本土から来沖した友人の案内で読谷にある「座喜味城址」本部の「今帰仁城址」には訪れた事がある私ですが、夫や子供達との城跡巡りは初めて。「城跡なんて興味があるわけが無い。」と決め付けていましたが、迷路のような琉球のグスクは子供達にとって秘密基地の探検のような感じなのか思いのほか興味深げな様子。特に社会の授業で世界遺産について学んだばかりの長男は教科書で学んだ知識をここぞとばかり披露してくれます。

いやはや、立派な城壁。先人達のエネルギーとパワーにあらためて感動。思いがけず、家族で久々の沖縄観光は楽しいひとときになりました