城陽市自治会問題③自治会長・PTA会長のなり手がいない | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、羅漢拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。




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今回は自治会自治会問題③自治会長・PTA会長のなり手がいないについてです。

PTAや子ども会と同じく、自治会の会長のなり手が無い事が問題となっています。

この記事ても、令和3年のアンケートを見てみると、


下記のように、質問内容からみても、

1、自治会の会議や各種活動への参加 
2、校区や各種団体の会議、活動への参加
 3. 行政や団体からの情報・資料の回覧配布や伝達 
 4. 住民からの苦情・要望の受付
 5.経済的負担(寄付金、協力金など)
 6. その他

会長が負担になる仕事は多いことが分かります。



(抜粋)

<負担に感じることなど> 

 ・社協関連の依頼が多い。社協と自治会の関係? 会員の勧誘資料配布、会費の集金事務、 募金年3回 自治会員はボランティアではなかなか納得しない。

 ・13 (行政や団体からの依頼事項が多い)に関連して、“体振”からの区民運動会含む 行事は、自治会には不要と考えます。
負担が大きすぎるため、老人会や子供会を中心に 参加をよびかけては? 自治会は防災に特化すべきと考えます。 

 ・会長の負担が大きい。(苦情の対応が多い)

・公園そうじが負担大 

 ・社協関係の募金が年4回あり、ずっとそればかり協力しているような感じがある。特に 今年はコロナで他の行事を中止にしているので。回数をへらせないか。 

 <高齢化に伴う困りごとなど> 

 ・75才以上は役員を辞退出来る。高齢化にともないすぐに役員がまわってくる。仕事を 理由に関心が低い 
 ・会則に80才以上は役員を辞退できるとあるため、半数以上が80才以上世帯になるこ とにより、若い世帯が5年程度に1回役員が回ってくる状態。そのため若い自治会脱退 が増えており、数年後には自治会が消滅する可能性が高くなっている。
 ・高齢者で一人住まいの人が増えている。集会所がなく会議場迄の交通がない(タクシー利用等) 
・高齢世帯、組長ができないため退会する人が多い。大半が高齢世帯となり、組長のなり 手がいない。

高齢による退会があり、退会すると自治会としてサポートが困難になる。

 ・高齢世帯は体力的に組長が困難。中・若年世帯は仕事都合により組長が負担という理由 で未加入者・退会者が増えている。

 <役員のなり手不足など> 

 ・役員の引き受け手を見付けるのがなかなか難しい(フルに仕事があるうちは、引き受けてもらえない)

・組長は1年交代で輪番制。その年の組長で役員を構成。組長になる事を嫌う人が多い。
(抜粋ここまで)





以下も同様の内容です。


参考
アンケートの個々のコメント


(抜粋)

時代がかわってきている。
現在は行政サービスが行き届き、自治会に加入するメリットがほ ぼない。
個別最適化された生活になり、自治会活動をする必要がなくなってきている。 
 ・自治会員様みなさま高齢化がすすんでおり年々役員になられますと負担する事が多いと思い ます。
一人一人が協力し合っておりますが役員になると中々人にたよることもできないので は?と思います。 
 ・自治会住民の高齢化にともなう退会者の増加による事。自治会活動に関心が無い人が多い。 (若い世代) そもそも、自治会には加入するが役員を、やりたがらない。(高齢者)このまま では、自治会を、解散するしかないようになってしまうかも。 

 ・公園管理について。この間、
①公園内のカンバンの修繕、
②木製ベンチの修繕、
③ゴミ収集 をお願いして、すぐに対応していただき、喜んでいます。

管理課維持整備係のみなさんによ ろしくお伝えください。 
 ・活動が時代にあっておらず、若い人に魅力を感じてもらえない 
 ・生活するうえで、自治会加入のメリットはどこにあるのかと考えてみたが加入しようが、未 加入であろうが、余りかわらないと思われる。自分自身が理解していないのかもしれないが、 これでは未加入者・退会者が増加するのも無理はない。
未加入であっても、市への要望事項 は自治会役員がやってくれる。ゴミの回収管理、自治会内清掃活動も同様。夏祭り、区民運 動会は興味がないのでむしろ有難い。これが現実だと思います。
結論から言えば、自治会加 入のメリットを明確にして加入者を増やすことが大事だと思います。
組長、役員の任命は事 情を考慮して運用してゆけば良いと思います。 
 ・輪番でなく熱心に活動される方がおられるといいのですが・・・。 
 ・各家族化が進むなか、一人立ちした子供達は出ていき、年をとった親だけが残る高齢化地域 となっている。年寄ばかりの自治活動としてこれまでとは異る運営を考えねばならないので は? 
 ・無感心層が多い。昔のような「向こう3軒、両どなり」というようなことは望めない。この 状況のなかで、共助というのが期待できず、自治会加入するメリットを何か打ち出す必要あ り(自治会に入っていないと困る何かがある) 

 ・近隣の自治会から、弊自治会住民が、近隣自治会のステーションに置く人がいるというクレームが数年おきにあります。

場所によって8:30には回収がされてしまい、数分遅れ「置 かせて下さい」と頼んでも、絶対に置かせてくれない、そのために城陽市から「他地域から 持ち込まないで」の看板もたててもらった、との抗議ももらっています。

衛生センターに問 合せ、「他地域」とは、城陽市以外の地区のことですと説明頂きましたが、誤解されている方 もおられます。

回収頂くのは城陽市の方であり、市民のゴミを回収頂くという意味ではどこ に置いても持って行っては頂けますが、ステーションごとの管理は、管理者を決めているの でしかたがないとは思いますが、ご近所同志でもうすこし寛容になればいいのになあと思い ます。

弊自治会には再度の周知を行いましたが、クレームなどの処理をすると気持ちが凹みますし、誰でもが引きうけられるものではないなと感じています。

 ・最近、「自治会員になると会費を徴収され、役員の仕事まで担わされる羽目になる」、「役員に なるくらいなら自治会を辞める」などの話をたまに耳にする。価値観の多様化や高齢化の進

(抜粋ここまで)

内容をみても分かるように、城陽市の場合自治会に入っていなくても、どこのゴミステーションでも回収してもらえるので、
非加入のデメリットでよく出てくるゴミ問題は無いようです。